デザインインフォメーション

2013.01.21

「みんなの家」の敷地での状態。

津波の限界到達点ぎりぎりの丘の上に建てられた。

©Naoya Hatakeyama

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

陸前高田の「みんなの家」のスケッチ 。

©平田晃久建築設計事務所

 

 

 

 

 

「みんなの家」の制作過程をドキュメントで展観できるアート展

「ここに、建築は、可能か」という課題を体感できる

 

昨年の8月29日~11月25日まで開催された「第13回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展で、「みんなの家」は「金獅子賞」を受賞。これはコミッショナーを務めた伊東豊雄氏がこの展示を通して、東日本大震災後の建築のあるべき姿を世界に問いかけたことが評価された証でもある。

 

日本館では、その制作過程をスタディ模型や図面、記録画像などでドキュメントするとともに、陸前高田市出身の畠山直哉氏が撮影した、震災前、震災直後、現在の様子も写真で展示。今回のTOTOギャラリー・間で開催されている帰国展では、この日本館の展示を再構成しながら、陸前高田の「みんなの家」が完成する姿を紹介している。

 

日本の著名な建築家たちが取り組んだ陸前高田の「みんなの家」。「ここに、建築は、可能か」という課題への建築家たちの実証であり、これからの建築のあり方を考える機会にもなっている。3.11の復興を目指した建築家たちの情熱を展覧会場で感じてみてはいかがだろうか。

 

 

 

 

 

ここに、建築は、可能か

第13回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展 日本館帰国展

 

会場:TOTOギャラリー・間

東京都港区南青山1-24-3 TOTO乃木坂ビル3F

会期:1月18日(金)~3月23日(土)

開館時間:11:00~18:00(金曜日のみ19:00)

休館日:日・月曜日、祝日

入場料:無料

問い合わせ先:03-3402-1010

http://www.toto.co.jp/gallerma/

 

 

 

 

 

 

 

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