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2014.11.12

“自分の体にちょうどいい枕”を
『ロフテー枕工房』で探してみた

毎晩、ほとんどの人が使っている枕。でも、その枕が自分に合っているのか、わかっている人は少ないのではないでしょうか。『ロフテー枕工房 本店』のピローフィッター(R)に教えてもらいながら、“自分の体にちょうどいい枕”を探してみました。

 

体に合わない枕は

いびきや肩こり、腰痛などの原因に

 

朝起きると首や腰が痛い…なんてことはありませんか?

たっぷり眠ったのに、なんとなく肩がこっている感じ、していませんか?

それはもしかしたら、枕が合っていないのかもしれません。

 

人が健康に美しく生きるために、質がよく心地よい睡眠はとても大切。

そこで、枕の専門家・ピローフィッター(R)が枕選びをサポートしてくれる『ロフテー枕工房 本店』で、自分の体に合ったオリジナル枕の選び方を教えてもらいました。

 

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『ロフテー枕工房 本店』があるのは東京・日本橋。

店内は白を基調とした清潔感のある空間にドーム型のベッドが点在する、ちょっと近未来的な雰囲気です。

 

今回、ピローフィッター(R)のサポートを受けて選んだMy枕がこれ。

自分の首のカーブの深さと体型に合わせた高さ、そして11種類の中身素材から好みの素材を選びました。

 

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この使用感は後ほどお伝えるとして、そもそも枕って本当に必要なものなのでしょうか?

それに答えてくれたのは上級ピローフィッター(R)の矢部亜由美さん。

 

 

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「人の体は横から見ると、連続したS字状のカーブになっています。このS字カーブが、重い頭や体重を支えながらバランスよく二足歩行をするための、もっとも無理のない楽な姿勢をつくっています。

この姿勢は、筋肉の疲労が少なく、脊柱などにかかる負担もいちばん軽い状態と考えられます。眠っている間もこの自然な姿勢を保つために、S字形の起点となる頸部を無理なく支えることのできる枕が必要なのです」

 

 

 

でも、重要な役割である枕自体が、もしも体に合っていなかったら…

逆に体に無理な負担がかかることになってしまいます。

 

「枕が高すぎると、首も肩も疲れてしまいますよね。

目覚めたときに感じる肩こりなどは、枕が合わないために起こる睡眠中の姿勢不良などが原因の場合があります。

逆に枕が低すぎても首や肩に負担がかかりますし、頭部が心臓より低くなるので血流をさまたげ、浅い眠りの原因になることもあります」(矢部さん)

 

 

理想的な状態を保つ枕選びのポイントは

「構造」「高さ」「素材」

 

体にもっとも負担が少ないのは、リラックスをして立っているときと同じ状態です。

このとき、顔の角度はだいたい5度くらいになっているのだそう。

 

「寝ているときにも、頭を支える首(頸部)をやさしく支えつつ、顔の角度が5度になる状態を保てることが理想的です」(矢部さん)

 

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その理想的な状態を保つ枕のポイントは3つ。

「構造」「高さ」「素材」です。

 

「構造」とは枕の形態のこと。

中身の素材が1つの袋に入った枕だと、寝ている間に中身がかたよってしまい、理想的な形が保てません。

中身がかたよらず、S字カーブの基点である頸部を無理なく支えられる形になっていることが大切です。

 

また、人は寝ている間に20~30回の寝返りをうつのだそう。

横向きになると肩幅がある分、仰向けよりも枕の高さが必要になります。

1つの枕で仰向けと横向き、どちらの姿勢にも対応できることも重要です。

 

▲「ロフテー快眠枕」は5つのパーツが連結されたユニット構造。中身のかたよりがない構造で、首筋をやさしく支えます。また、中央が低いのであお向けの頭のおさまりがよく、両サイドは高めなので、横向きの姿勢にも対応。

▲「ロフテー快眠枕」は5つのパーツが連結されたユニット構造。中身のかたよりがない構造で、首筋をやさしく支えます。

また、中央が低いのであお向けの頭のおさまりがよく、両サイドは高めなので、横向きの姿勢にも対応。

 

残りの2つのポイント「高さ」「素材」については、ピローフィッター(R)のアドバイスを受けながら枕を選ぶステップと一緒にご紹介しましょう。

 

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