デザインインフォメーション

2013.06.20

日本初!
ノルウェーのヴィンテージデザイン展
「NOREWEGIAN ICONS」が開催

家具や雑貨で根強い人気のある、北欧デザイン。そのなかでも、あまり知られていなかったノルウェーのミッドセンチュリーデザインに注目する展覧会「NOREWEGIAN ICONS(ノルウェージャン・アイコンズ)」が、東京・代官山のヒルサイドフォーラム&ギャラリーで開催される。

 

 

知られざるノルウェーのデザイン

ミッドセンチュリーのヴィンテージデザインが一同に介する展覧会

 

ノルウェーのデザインは、北欧デザインのなかでもどちらかというと、日本ではやや印象が薄かったような気がする。

 

国別でいえば、アルヴァ・アアルトを輩出したフィンランド、アルネ・ヤコブセンやヴェルナー・パントンで知られるデンマーク。またIKEAなど、大量生産に秀でるスウェーデンが有名どころだ。

 

ノルウェーといえば、氷河によってつくられた雄大なフィヨルド、「ムンクの叫び」で有名なエドヴァルド・ムンクの出身国としてのほうが有名かもしれない。

 

けれど、ノルウェーでは第二次世界大戦後のミッドセンチュリー期、経済成長と共に良質なデザインの家具やプロダクトの数々が生み出され、スカンジナビアン・デザインの重要な役割を担ってきた。

 

ノルウェーデザインを改めて国内外に発信して価値を取り戻すため、ノルウェー・オスロの老舗カフェFUGLEN(フグレン)と、ムンクの作品を初めて扱ったスカンジナビア最古のアートディーラー、Blomqvist(ブロンクヴィスト)が企画したのが、今回の展覧会なのである。

 

今回開催される東京展では、1940年から75年にかけて国際的に高く評価されたデザイナーの紹介をはじめ、約500点のビンテージ家具、建築、アートや工芸など、多岐にわたる分野の作家の作品が展示される。

 

名作家具や陶器、ガラス作品などを間近に見られるのは、貴重な経験になるはず。しかも、展示作品はすべて購入可能だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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