NHKのTV番組がアート展になった！「デザインあ展」が開催中

デザインインフォメーション

2013.02.12

NHKのTV番組がアート展になった！
「デザインあ展」が開催中

土曜の朝7時からNHKのEテレでちょっと話題を集めている「デザインあ」をご存じ？

デザイン的な思考や判断力を育てて、子どもたちの未来をハッピーにすることをテーマにしたユニークな番組だ。この番組を展覧会というカタチに発展させた「デザインあ展」という、これまたユニークなアート展が開催されている。

子どもから大人まで、デザインの面白さを体感できる

「デザインマインド」をテーマにしたユニークなアート展

「あ」という文字は、五十音のあ段あ行に位置する日本語音節の基本であることはご承知の通り。日本語の始まりと同時に、すべての思考のスタートも意味している。いわば創造力の始まりを、デザインの視点で考えた番組が「デザインあ」だ。身の回りに当たり前に存在しているモノを、いわばデザイン的視点で徹底的に見つめ直そうというものだ。

将来、子どもたちが幸せになるために、「デザイン的視点」や「デザインの感性」をもってもらうことを提唱しているのが見どころ。さまざまなジャンルを超えて、斬新な映像方法や音楽で表現して、子ども向けだが大人でも「デザインの面白さ」が伝わり、土曜の早朝にもかかわらずちょっと話題になっている15分のミニ番組だ。

今回の「デザインあ展」は、この番組を展覧会というカタチに発展させたもの。テレビ番組をアート展にしたというのもユニークで、デザインの世界に触れることの面白さにあふれている。テーマは「デザインマインド」。大切なものをひとり一人が感じとって、思考を高めることの大切さを唱えている。もちろん次世代を担う子どもたちに、豊かな感受性を保つデザインマインドを持ってほしいという願いもある。

「デザインあ展」では、テレビ番組同様、斬新なサウンドや映像を活かして、全身で体感できる展示も見どころ。さまざまな手法でデザインマインドを育てる試みをしていて、デザインの面白さを体感することができる。