デザインインフォメーション

2012.12.20

人気フレンチ「レストラン アイ」で
食とアートのコラボレーション

食とアートがコラボ!! 東京・原宿のフレンチレストラン「レストラン アイ」で、グラフィックアート展『Exhibition of graphic arts: “川上 俊(artless) at レストラン アイ』が2013年1月31日まで開催されている。バーや廊下などレストランの各所に展示されているのは、デザインとアートの垣根を越えて活躍するアートディレクターでありアーティストでもある川上 俊氏の作品6点だ。

 

 

食もアートもコミュニケーション・ツール

知らない人同士が繋がり、親しい人ともより親密になれる

 

「食」と「アート」は遠い存在のようで、じつはとても相性がいい。レストランという空間を演出するのはアートやデザインだし、料理にとっても器や盛り付けにはアートやデザインの要素が不可欠だ。また、アートがコミュニケーション・ツールであり、食卓がコミュニケーションの場であるという点でも、よきパートナーといえるだろう。

 

もちろん、純粋にアートを鑑賞する場としては美術館やギャラリーがメインである。しかし今回は、「もう少し日常に近い空間で、またアートが主役ではない場所で、自由にアートに親しむ楽しみを知ってほしい」と、あえてレストランという空間を展示場所に選んだ。

 

展示会場となったのは、原宿の東郷神社に隣接するフレンチの名店「レストラン アイ」で、オーナーシェフは松嶋啓介氏。食材を関東近郊のものにこだわり、江戸野菜を取り入れるなど東京らしさを追求して、「地産地消・旬産旬消」を掲げている。2009年のオープンだが、日本版「ミシュランガイド」での一つ星獲得の経験もある。

 

 

 

 

 

壁面を飾るグラフィックアート。レストランがギャラリーに。

廊下の壁にも川上 俊氏の作品が並ぶ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川上 俊氏が描くモノクロームの世界。

光と影を、白と黒だけで表現したアート作品の数々。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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