行ってみたいデザイン空間

2013.04.08

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

杉本博司氏が内装を設計したカフェ「茶洒 金田中」(さしゃ・かねたなか)。10mにもおよぶ白無垢材のカウンターのあるメインダイニングからは、杉本氏自ら石を選び配置した苔庭を眺めることができる。

© Hiroshi Sugimoto / courtesy of Kanetanaka and oak omotesando

 

 

「エンポリオ アルマーニ青山店」「コーチ表参道」など

世界のファションストリート相応しい一流ブランドが勢ぞろい

 

参道側である北面および東西面の3つのファサードのライティング設計には、ライティング・アーキテクトの豊久将三氏を起用した。

 

LED照明器具を使った環境配慮型の設計で、光が当たる場所の素材や色の状態による光の見え方を入念に検証し、微妙な光や色の差の精度が求められたという。そうして、日本の伝統色を意識できる、精妙な光のグラデーションを実現した。しばらく見ていると、ビルに走る横ラインの光の状態が変化してくる様子が分かるだろう。

 

建物は、1階と2階が店舗で、3階以上はオフィス。地下は銀行と駐車場となっている。ビル1・2階に入る商業施設「エンポリオ アルマーニ青山店」「コーチ表参道」「ネスプレッソブティック 表参道店」「スリードッツ青山店」は、それぞれが前面道路からダイレクトにアクセスでき、1・2階のフロアを占める。

 

感覚としては独立した路面店に近く、プライベート感が高くゆったりと過ごすことができる。コーチのインテリアは、OMAという世界的に有名な建築設計事務所のパートナー、重松象平氏が手がけた。商品のディスプレーにも使用できる半透明のガラスキューブを、ヘリンボーン状に組み合わせたファサードが特徴的だ。

 

アルマーニでは、日本初となる「エンポリオ アルマーニ カフェ」を併設するなど、旗艦店ならではの刺激的な取り組みも多い。オーダーメイドジュエリーブランドの「ケイ・ウノ表参道」は、4月27日にオープンする予定。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

テナントの雰囲気は感覚としては独立した路面店に近い。プライベート感が高くゆったりと過ごすことができる。*

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「エンポリオ アルマーニ青山店」の店内。アルマーニらしい主張を感じる。*

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ネスプレッソブティック 表参道店」1階。日本での旗艦店で、東京初の路面店となる。*

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「コーチ表参道」のインテリアは、OMAという世界的に有名な建築設計事務所の重松象平氏が手がけた。半透明のガラスキューブが特徴的だ。*

 

 

 

 

 

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