行ってみたいデザイン空間

2013.12.24

賃貸住宅にカフェを併設した
ソーシャルアパートメント
「ワールドネイバーズ護国寺」

東京・護国寺にこれまでにない新しいスタイルの賃貸住宅が誕生した。建物内に共用のラウンジとモダンなカフェを設けることで、住人同士のコミュニティの形成をうながすというワールドネイバーズ護国寺だ。9月にオープンしたばかりのこの新しい建物に注目。ラグジュアリーなラウンジや併設カフェをレポート、またそこに暮らす住人の方にも話をうかがった。

 

 

 

 

 

 

 

 

建物1階に併設されたカフェ。住人はもちろん誰でも利用できるので、近隣同士とのコミュニケーションも図れる。

 

 

住人同士の交流に加えてデザインも楽しめる

上質なライフスタイルを提案

 

ワールドネイバーズ護国寺は、専有スペースとパブリックスペースを組み合わせたまったく新しい賃貸住宅だ。

プライバシーが確保された専有部のほかに、ラウンジやキッチン、カフェなどの充実した共用部がついている。

 

ラウンジやカフェがあることで、住人同士の交流を楽しむ新しいライフスタイルを創出したソーシャルアパートメントだ。また、建物のつくりやデザインのクォリティー面でも魅力にあふれている。

 

一軒家を改築していることが多いシェアハウスとちがい、ソーシャルアパートメントは鉄筋コンクリート造の集合住宅をベースにしている。ワールドネイバーズ護国寺は、もともと女子学生寮をリノベーションして、まったく違う建物に仕上げている。地下1階・地上9階に180戸を展開し、各階に共用トイレとシャワー/バスがある。

 

デザイン面でもクォリティーを追及しているのがソーシャルアパートメントの特徴のひとつだ。ワールドネイバーズ護国寺のインテリアデザインは、空間設計から家具やサインのデザインなどを手がける「TOSAKEN」が担当。デザイナーズホテルを感じさせるモダンデザインに仕上げていている。

 

1階のラウンジのソファやチェア、テーブルなどのファニチャーも、オリジナルのものをしつらえた。キッチンには共用のキッチンツールとして、ル・クルーゼの鍋など一流ブランドの調理器具が並ぶ。生活のための空間を提供するだけでなく、上質なライフスタイルを提案しているのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デザイナーズカフェを思わせるラウンジ。住人同士の交流を楽しむ新しいライフスタイルが生まれる。

 

 

広いラウンジには大型のAVシステムも設置。お気に入りのDVDや音楽をいつでも自由に楽しめる。

 

住人同士との食事で会話もはずむラウンジの大型テーブル。一人の時はカウンターも利用できる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一流レストランを思わせるような共用キッチン。人数が多くても同時に調理できるほど広い。

 

 

どんな料理もつくれるように、IHクッキングヒーターやル・クルーゼの鍋など、調理器具も一流のものを揃えてある。

 

住人同士のメモがたくさん貼られたボードからも、コミュニケーションの広がりを感じる。また、キッチン横には、個人用食器などを収めるロッカーも完備。

 

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