賃貸住宅にカフェを併設したソーシャルアパートメント「ワールドネイバーズ護国寺」

行ってみたいデザイン空間

2013.12.24

住人の方に訊く

「ワールドネイバーズ護国寺での暮らし」

違うジャンルの方たちとの交流で

コミュニティが広がりました

根津陽（あきら）さん

（26歳／スクールウィズディレクター）

9月に入居する前は、ソーシャルアパートメント宮前平に1年半住んでいました。社会人1年目はひとり暮らしをしていたんですが、コミュニティを広げたいと思って引っ越したんです。

大学時代、先輩がソーシャルアパートメント恵比寿に住んでいて、「おもしろそうだな」という印象があったことも大きかったですね。公務員やナレーターなど、それまでの人間関係とはまったくちがう分野の人と知り合って、コミュニティがグンと広がりました。

いまは、ソーシャルアパートメントで出会った太田英基さんと一緒に起業して、フィリピン英語留学の口コミサイトのディレクターをやっています。都心へのアクセスがよくないので護国寺に移りましたが、宮前平で知り合った人たちとはいまも交流があります。自分で料理をすることはないので、併設カフェがあるのはすごく助かっています。

国際的なオシャレな雰囲気で

カフェがあるのはとても便利

ANTOINE LACROSSEさん

（24歳／留学生）

ベルギーからの留学で、上智大学に通っています。専攻は経営学と人材マネージメント。家具付きマンスリータイプの部屋に6か月住む予定です。インターネットで住まいを探して見つけたんですが、国際的でオシャレな雰囲気だし、カフェがあるのもとても便利。

ベルギーにはシェアハウスや学生寮はありますが、ソーシャルアパートメントのような上質な暮らしをみんなでシェアするスタイルはありません。ベルギーでも、旅行者や社会人をターゲットにしてソーシャルアパートメントを展開したらおもしろいんじゃないかな。機会があったら紹介したいですね。

出勤前にカフェも利用

住人とのコミュニケーションが楽しい

太田英基さん

（28歳／スクールウィズ代表取締役）

大学3年から4年間、4人のシェアハウスで暮らしていました。そのあと、2年間にわたってフィリピンからアジア、北米、中南米、アフリカ、ヨーロッパと世界中を旅行して帰国。宮前平のソーシャルアパートメントに入居しました。

3ヵ月ぐらい経ったときにツイッターで「こんな事業ができたら……」というようなアイデアを発信したら、根津くんが「やりますよ」と反応してくれて、一緒に事業をはじめました。ソーシャルアパートメントは、ひとり暮らしと同じような価格帯なのに、ひとり暮らしでは手に入らないファシリティが揃っているのが魅力のひとつ。

ほかの住人とのコミュニケーションも楽しいし、むしろアパートで隣にどんな人が住んでいるのかわからないほうが怖いぐらいなので、ひとり暮らしをしようと思えません。護国寺に引っ越してきてからは、出勤前にカフェも利用していますよ。

夜はラウンジに行っておしゃべりしたり

交友関係が広がっていくことが楽しいですね。

鵜木（うのき）彩さん

（26歳／化粧品メーカーマーケティング）

学生時代は実家住まいだったのですが、友人同士がルームシェアをしていたりして「シェアして暮らすって楽しそう」とずっと憧れていました。社会人になって、社会人ばかり12人ぐらいが住んでいるシェアハウスに入居。自分の人脈をたどっていっただけでは出会いない人と出会えたり、得意なことを教えてもらったり、大家族のようで楽しかったですね。料理は最初のシェアハウスでずいぶん教えていただきました。

ワールドネイバーズ護国寺に入居してからも、ほかの住人の方たちとのコミュニケーションを楽しんでいます。SNS（ソーシャルネットワーキングサービス）にも住人だけのグループがあって、いろいろ話していますね。夜はラウンジに行っておしゃべりしたりお酒を飲んだり、ひとりでいたいときには自室でテレビを見たり……。自分の住む住居内で交友関係が広がっていくことって、本当に楽しいですね。