世界の一流ブランド研究
デザイン性のある音響空間をクリエイト
BeoSound 9000 / BeoLab 5
BeoSound 9000
6枚のCDが1列に美しく並ぶデザイン・プロダクトの名品
6枚のCDを連奏するだけでなく、ビジュアル的にも楽しませてくれるCDプレイヤー。1996年の発表時には、近未来的なデザインが大いに注目された。CDが移動するのではなく、可動式のクランパーがセットしたCDの位置に移動する。壁面に設置するためのブラケットが縦型・横型いずれも用意されているほか、フロアスタンドも選択できる。演奏が終わったCDがセットしたときとまったく同じ向きに停止する、設置が縦か横かでディスプレイやボタンの向きも変わるなど、バング&オルフセンらしいこだわりが細部にまで見てとれる。
BeoLab 5
現代アートの作品とも思える
スピーカー・システムの最高峰「原音再生」をコンセプトにしているバング&オルフセンのスピーカーの中で、フラッグシップとなるモデル。本体には、高音、中音、低音、サブウーハーという異なる音域に対応した4つのスピーカーとそれぞれに独立したアンプを内蔵している。特筆すべきは、スピーカー本体が設置されている状況を判断し、最適化したサウンドを放つこと。部屋を測定し、空間を読み取り、ニュアンスを捉える――床の材質、壁の材質や壁までの距離などを考慮して音を出す。サウンドが、聴く人の動きを追う。世界最高峰の家庭用スピーカー・システムと言って過言ではない。
ホームシアターがアートな空間になる
BeoVision 10-46 / BeoLab 9
BeoVision 10-46
1枚の絵画を彷彿させる壁掛けが可能な液晶TV
デザイナー、デビッド・ルイスが夢のテレビを世に送り出した。目に見えないフレームを持ち、壁に掛けることができる液晶テレビである。壁面に浮かぶ1枚のガラスに、最高の画質で最新の映像が映し出される。まるで絵画のような世界が広がる……。一体型のスピーカーも、絵画の世界を壊すことはない。テレビ画面の下に、フラットに設置されている。本体は片方のサイドで壁に固定されているので、角度を変えることもできる。インテリアと融合し、その世界を広げる新しい発想への賛美は絶えない。
BeoLab 9
優れたデザインと機能から大迫力のサウンドが生まれる
高さ約77cmというコンパクトな躯体ながら、ほんもののサウンドを奏でるスピーカー・システムが誕生した。トゥイーター、ミッドレンジ、ウーファー、3タイプのスピーカーとそれぞれに独立したアンプを搭載し、クリアで奥行きのあるサウンドを生む。性能のみならず、デザイン面でも評価は高い。ゆがみをゼロに近づけつつ、最大の深度を確保するなかで生まれた有機的なフォルムに、ブラック、ダークグレー、ブルー、レッド、ホワイトのカラーバリエーションを用意。Acoustic Lens Technologyが音を水平方向に180℃広げるので、どこにいても均一でクリアなサウンドを奏でます。