世界の一流ブランド研究

2013.09.02

博物館のカフェ用にデザインされた
ミューニック・ラウンジチェア上陸!

ドイツのクラシコン(ClassiCon)社から、博物館のカフェ用にデザインされたミューニック・ラウンジチェア(Munich lounge Chair)が、日本に初上陸。クラシックとコンテンポラリーが融合した優れたフォルムは、自宅でも愛用できる逸品だ。

 

ミュンヘンの博物館のカフェ用にデザイン

フォルムと品質の高さが魅力のラウンジチェアの逸品

 

クラシコン(ClassiCon)社は、20世紀に名声を博した女性インテリア・プロダクトデザイナーのアイリーン・グレイ(1878~1976)の一連のプロダクトで知られる、ドイツの名門ブランドだ。

 

アイリーン・グレイがデザインしで有名なのがアジャスタブルテーブル。この機能美とエレガンスを備えたテーブルを長年発表してきたことでも知られるブランドでもある。この名門のクラシコン社から、この夏、日本に初上陸したのが、ミューニック・ラウンジチェア(Munich lounge Chair)だ。

 

デザインは、ベルリンを拠点に活躍する建築ユニットのザウアーブルッフ・ハットン。ミュンヘンのブランドホルスト博物館の設計依頼を受けた時に、博物館のカフェテリア、ロビー、ラウンジ、会議室のためにデザインされたもので、クラシコン社との密接なコラボレーションで誕生している。

 

20~21世紀における現代アートに対して、その観賞空間での建築や家具はどのようなものが適切であるか。博物館の依頼を受けて、この刺激的な課題に挑戦して実現したのが、このミューニック・ラウンジチェアだった。

 

クラシックとコンテンポラリーが融合した優れたデザインに加え、パブリックスペースでの経年変化やダメージ、消耗についても考慮。フォルムと品質の高さでハイエンドなラウンジチェアに仕上がった逸品である。

 

ミュンヘンの博物館のカフェ用にデザイン。フォルムと機能性の高さが魅力のミューニック・ラウンジチェア。

 

 

素材の良さからも美しいデザインが生み出される。高級なレザーシートを基本に、脚部分の素材は、左からoak、 black-stained base、 walnut。

 

 

モダンなパブリックスペースでこそ、その美しさが映える。

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