WELLNESS LOUNGE

2015.09.16

ここまで伸びる?

セラピストと2人でヨガ

 

ヨガマットの上にタオルが敷いてある個室には、先程選んだスイートブロッサムのほのかに甘く柔らかな香りが漂っています。

 

照明が一段と落とされ、仰向けになり足裏のマッサージが始まりました。痛いという感覚はなくリラックスして身を委ねているうちに脚を開くストレッチ、指圧、圧迫などの複合技が繰り広げられていきます。タイ式では足裏→脚→腰→上半身というのがマッサージのセオリー。

「爪先から頭まで何本かの大きなエネルギーラインがあり、その流れをよくすること。また症状によってどのラインを施術するか考えます。下半身から上半身という順番はうつぶせになっても同じです」と新田さん。

 

うつぶせになる前に数種類の天然ハーブをミックスしたハーブボールで身体を温めます。血行が促進されて代謝がよくなり、身体がほぐれやすくなるのだそうです。

 

うつぶせも足元から徐々に上に。お尻の筋肉のマッサージ、ちょっと涎が出てしまったかと思うくらいの気持ちよさでした。続いて背中、腰、肩。

「右肩が特に凝っていますね。デスクワークが多いんですか?」

「はぁ、右利きなもので」心地いい睡魔に襲われている中、そう答えるのがやっとです。

 

身体を起こす、反らすのストレッチはタイ式の醍醐味。セラピストに身体全体を預け2人でヨガをやっているような感じです。自分だけでは伸ばせない部分を無理なくストレッチできるのも嬉しいポイント。

右腰をひねるストレッチではポキポキと盛大に音がしました。

「身体の中で歪みのある部分に働きかけると、元に戻ろうとして鳴るんです」と新田さん。そう言えば、右腰が少し痛いと事前申告していました。身体は正直です。

 

首のストレッチ、ヘッドマッサージを経て、座位のストレッチ。身体がどんどんコリから解放されていくのがわかります。

最初120分の施術は長いのではと思っていましたが、とんでもない。もっともっとストレッチしたい、と言うのが本音でした。

 

翌日は、若干の筋肉痛。揉み返しのようなものではなく、運動したときのイタ気持ちいい感覚。タイでは医療と位置づけられているのも納得です。

 

 

(左)施術の後はハーブティーでまったり。アイスもホットもオーダーできる。(右)レモングラスなど数種類のハーブをオリジナルでミックスしたハーブボール。ハーブの効能が患部効くように蒸し器で温めて、うつぶせの施術の前に使う。

(左)施術の後はハーブティーでまったり。アイスもホットもオーダーできる。(右)レモングラスなど数種類のハーブをオリジナルでミックスしたハーブボール。ハーブの効能が患部効くように蒸し器で温めて、うつぶせの施術の前に使う。

 

 

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Asias

住所:東京都港区南青山5-11-1 桜井ビル2F

電話:03-5778-9531

営業時間:11:00~23:00

定休日: 無休

HP:http://www.asias.jp/

 

 

【今回体験したコース】

●天然ハーブサムンプライ&タイ古式マッサージ 120分 13,000円

スチームした天然ハーブボールを使って血行を促し、身体をほぐしながら伝統的なタイ古式マッサージを堪能できる一番人気のコースメニュー。タイ本国では2~3時間の施術が一般的。初めての方におすすめなのがこの120分コース。60分のショートコース、90分、150分、180分のコースもある。

 

【そのほかのおすすめコース】

●Asias90 90分 9,800円

今、注目されているタイ式のリフレクソロジーとマッサージのセットコース。足も身体もリラックスできるのが特徴。タイ古式マッサージ60分+リフレクソロジー30分のセット、またはクイックマッサージ30分+リフレクソロジー60分のセットのどちらかをセレクトできる。60分、120分のコースもある。

 

●タイ式スタンダードリフレクソロジー 60分6,500円

足裏のポイントは内臓の働きや身体の調子のバロメーター。足裏だけでなく、膝下までオイルを使って揉みほぐす。ふくらはぎのむくみが気になる方にもおすすめ。30分の足裏からくるぶしコースもある。

 

(取材・文 大関 薫)

 

 

PROFILE   大関 薫

ダイビング専門誌編集を経てフリーランスライターに。美容もインテリア雑貨も料理も何でもござれ。「気持ちいいこと」「面白いこと」「美味しいこと」を国内外で探しています。 お客様!目線でレポします。

 

*掲載の料金は全て税込みです(2015年9月10日現在)。

 

 

 

 

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