WELLNESS LOUNGE
邸宅型サロンの個室で
白髪予防のヘッドスパを
【南青山】
じとじとした梅雨はヘアスタイルもキマらず気分まで鬱々しがちです。癒しとヘアケアを求めるなら、ヘッドスパが最適かもしれません。そんななか、南青山の邸宅型サロン“アユアラングレース”の人気NO.1は白髪予防のヘッドスパという情報をゲット。都会の喧騒を感じさせない静寂な空間で極上のひとときを体験してきました。
ここはどこ?
中庭もある瀟洒なサロン
六本木通りから少し奥に入っただけで緑が多く閑静な佇まいの南青山。ここに瀟洒な一軒家の邸宅型サロンを構えているのが「アユアラングレース」です。元々外国人の住まいだったものをサロンに改装。白壁に木枠が美しい建物にはオリーブなどの植栽がよく映え、まるで軽井沢の別荘地に迷い込んだような雰囲気です。木製のどっしりした扉を開けると、右手にレセプション。レセプショニストが優しい笑顔で迎え入れてくれました。
中庭の見えるウェイティングルームに通され、優雅にハーブティーをいただきながらアンケートに記入。そこに現れたのはヘッドスパの担当者、小林晃子さん。カウンセリングが始まります。
「白髪予防というのはできるのですか?」かねてからの疑問を単刀直入に尋ねたところ、
「年齢を重ねることによる白髪を黒くするのは難しいですが、黒くするメラニンが育つ地肌を鍛えることはできるんですよ」と笑顔で答える小林さん。
「それに、これから白髪になるのをできるだけくい止める予防効果も期待できます」。
いつも白髪を目の敵のようにカラーリングしていた私ですが、せっかく施術を受けるのでそのまま放置して来たことを告げると「ヘッドスパの前後3日間はカラーリングしない方がいいので、そのままでいらしてくださってよかったです」とのこと。期待が高まります。
たっぷり時間をかけて行われる
極上ヘッドスパ
2階のヘッドスパ・エステの個室は16.5㎡。広々とした空間にヘッドスパ用の椅子とエステの施術台が置かれています。質のいいタオル、リネン類はベージュ系で揃えられ、白壁にはベルナール・ビュフェの花の複製画。心が落ち着く上品なしつらえです。
ローブに着替え、使い捨ての紙のスリッパに履き替えて椅子に座ると、小さな抱き枕タイプのクッションを渡されました。そこでマイクロスコープを使って頭皮の状態をチェック。
「毛穴のつまりもなく、すごく状態がいいですね。ただ頭頂部の分け目のところが少し日焼けしています」と小林さん。実際に画像を見ながら説明してもらえるので、ケアすべきポイントを自分でしっかり確認できるんです。
その後、リクライニングシートが倒され、全身を委ねるようなリラックスした状態に。
まずプレクレンジングで皮脂を浮き上がらせ、さらにディープクレンジングで深い部分からの汚れを取り除きます。この2つのクレンジングだけでも香りに癒され、抜群の気持ちよさ。
窓からは庭の木々の緑が見えるのも和みます。
そして酸素を供給するミスト状の炭酸を頭皮全体に噴射。
炭酸ミストで頭皮の代謝が上がったところで、硬くなった頭皮をゆっくり揉みほぐすオリジナルマッサージのスタートです。
「硬いからといって強い力で揉むのではなく、柔らかくなるまで時間をかけて揉みほぐします。状態によっては1時間以上かかることもあるので、カウンセリングを含めて1時間半から2時間。もし時間のご都合がつくのなら、たっぷりヘッドスパを堪能していただきたいですね」とうれしいアドバイス。
特に頭頂部のマッサージのイタ気持ちいいこと。血流が良くなっているのがわかります。
温かいお湯をかけてスチーム状態にしてから、美容液を塗布。
軽くメントール効果のあるクリームで首や肩をマッサージしつつ、ブローで終了。あまりの気持ちよさに、もっとマッサージを続けてほしいと思うほどでした。
最後に再び頭皮の状態をチェック。気になっていた日焼け部分の色素沈着も少し薄くなり、毛乳頭が見えてきています。やはりビフォー・アフターの画像は説得力大。リアルに頭皮状態の改善が実感できました。