デザインインフォメーション

2012.12.17

イームズの偉業を体験するための
展覧会「essential EAMES」と
豪華書籍『EAMES beautiful details』

ミッドセンチュリー・モダンの家具の潮流をつくったチャールズ&レイ・イームズ。現代の家具デザインの礎を築き、今なおハーマンミラー社とのコラボレーションで数多くの名作家具が発表され、時代を超えて高い人気を保っているイームズ家具の数々。そうしたイームズの偉業をあらためて知ることができる展覧会「essential EAMES」が開催中。また、期間中に豪華書籍『EAMES beautiful details』も発売。イームズ夫妻のデザインと生き方を同時に体験することができる。

 

 

チャールズ&レイ・イームズの生き方やデザイン哲学を知り

イームズの家具の魅力を知ることができる貴重な展覧会

 

イームズの魅力を考える時、その生き方やライフスタイルから生まれる普遍的なデザイン哲学に触れることではないだろうか。カタチだけを追求するのではなく、チャールズ&レイ・イームズ夫妻の考え方に共感するということかもしれない。

 

イームズが追求していたのは、家具がどのように見えるかではなく、「その家具を置くことで、暮らしがどう変わるか」であった。飾るためだけの家具ではなく、その家具を置くことから創り出される、自分なりの空間やライフスタイルを楽しめることにある。

 

そんなイームズの足跡を知ることができる展覧会「essential EAMES」(エッセンシャル・イームズ)がハーマンミラージャパンの主催で、リビングセンターOZONEで開催されている。チャールズ&レイ・イームズ夫妻の生き方やデザイン哲学、またライフスタイルを間近に体験しながら、イームズの家具の魅力を改めて知ることができる貴重な展覧会である。

 

イームズ・オフィスの現ディレクターであり、孫のイームズ・デミトリオスが綴った伝記『イームズ入門(Eames Primer)』を基にして構成されている展示会場。パネルや資料、実物作品、映像などによって15のテーマに分けてイームズ夫妻の生涯をたどっている。

 

イームズ夫妻が伝えたかった生活の豊かさや喜び、そしてそれを実現するための家具、建築、写真、映像、おもちゃなどにも直接触れることができる展覧会でもある。20世紀を代表するデザイナーであるイームズが築いた創造空間を旅してはいかがだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チャールズ&レイ・イームズ夫妻の仕事や生き方などを知ることができる「essential EAMES」(エッセンシャル・イームズ)。イームズ・ワールドを直接、体験できる展覧会だ。

 

 

 

貴重なパネルや資料でチャールズ&レイ・イームズ夫妻の生涯をたどる展示構成。

15のテーマに分けられ、イームズのデザイン哲学を知るヒントにも触れることができる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イームズ夫妻の家具以外の映像、写真などへの創作意欲にも驚かされる。

期間限定の「イームズカフェ」もオープン。カフェの椅子すべてがイームズシェルチェアで、イームズの世界を実感できる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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