デザインインフォメーション

2012.10.29

チェアとアートのコラボレーション
「RINN + Fabric」<RINN Chair と5組のクリエイター展>
11月1日から開催!

人気チェアとクリエイターがコラボレートするとどんな家具に進化するのか? モダン・ファニチャーを展開するアルフレックスで好評を博しているチェア「RINN(リン)」。デザイナーの藤森泰司氏が手がけた、流れるような美しいラインをもったチェアに、いま話題のクリエイター5組がコラボレート。シートカバーのファブリックを各クリエイターがデザインして、新たな世界観を作り出している。この新たな試みを展示する展覧会が11月1日から開催される。

 

 

個性豊かに表現されたファブリックが

既成概念にとらわれないミニアチュールの美の世界を展開

 

木の質感を活かしたナチュラルであたたかみのある雰囲気と、しなやかな曲線のラインの美しさが際立つアームチェア「RINN(リン)」。流れるような木目をデザインに取り込んだ佇まいは繊細さと安定感を併せ持ち、見る者、座る者を魅了する。

 

発売から1年。デザインを手がけた藤森泰司氏は、記録的な高評価を得ている「RINN」をベースに、新たな試みに着手した。ファブリックに造詣の深いクリエイターに、RINNチェアのシートカバーの制作を依頼したのである。

 

このコラボレーションに参加したのは、テキスタイルコーディネーターでデザイナーの安東陽子氏、飛田正浩氏が主宰するファッションブランド「spoken words project(スポークンワーズ・プロジェクト)」、ヴィジュアルクリエーターの太公良(TAKORA)氏、デザイナー皆川明氏率いるファッションブランド「minä perhonen(ミナ・ペルホネン)」。そして美術家のミヤケマイ氏の5組になる。

 

チェアのシートカバーという限定された規格のなかで、それぞれが既成概念にとらわれない個性豊かな世界を創り出している。まさにミニアチュールの美の世界が展開されている。

 

「同じチェアがこんなにも進化するのか」という驚きと同時に、ファブリックの変容性と可能性を追求したコラボレーション企画。11月1日から6日まで恵比寿のアルフレックスショップ東京に展示されている作品を、ぜひご覧いただきたい。

 

 

 

 

RINN+Fabric <RINN Chairと5組のクリエイター展>のイメージヴィジュアル。チェアと5組のクリエイターとのコラボレーションを表現している。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流れるようなしなやかなラインをもったチェアRINN(リン)。突板の木目を一方向に合わせて細部まで精緻に仕上げることで、洗練された存在感になっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

RINN Chairをデザインした藤森泰司氏。

1967年生まれ。東京造形大学造形学部デザイン学科卒業。1999年に藤森泰司アトリエを設立。現在は家具デザイナーとして活動を続ける傍ら、桑沢デザイン研究所、武蔵野美術大学、多摩美術大学、東京造形大学などで教鞭をとっている。

 

 

 

 

 

 

 

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