デザインインフォメーション
神宮外苑にデザインの秋がやってくる!
「TOKYO DESIGNERS WEEK 2012」開催
2012年の目玉は「伊藤若冲 感性インスパイア作品展」
50名の建築家による「建築模型展」も必見!
企業、デザイナー、アーティスト、大使館、美術系学校などが参加し、年々規模を拡大してきた「TOKYO DESIGNERS WEEK」。デザインフリークには広く知られるようになっているが、今年はさらに、いままでデザインやアートと距離があった人たちにも親しんでもらえるイベントを目指す。
企業やクリエイターによるプレゼンテーションの場「TENT展」や貨物用コンテナを使ってインスタレーション展示を行う「コンテナ展」、国内外で活躍するインテリアデザイナーやプロダクトデザイナーの作品を集める「プロ展」などを展開。
また、これまで人気だったコンテンツはそのままに、「Hello Design」をスローガンに掲げた新たな催しもスタートする。なかでも話題になっているのが、「伊藤若冲 感性インスパイア作品展」だ。
「伊藤若冲 感性インスパイア作品展」では、江戸時代の超絶技巧絵師・伊藤若冲からインスパイアされた作品100点を展示する。マルセル・ワンダース氏(デザイナー)、コシノジュンコ氏(ファッションデザイナー)、森田恭通氏(インテリアデザイナー)、武田双雲氏(書家)、日比野克彦氏(現代美術家)など、ジャンルを越えたトップクリエイターが国内外から参加。伊藤若冲の世界観に刺激を受けて生まれた作品が、メイン会場のテント内で発表される。
SUMAU編集部が注目するのは「建築模型展」。日本を代表する建築家50名が、それぞれの活動を象徴するようなプロジェクトの模型を出品するのだが、デザインだけでなく、模型の素材やスケール、つくり方にまでオリジナリティが出ているところがおもしろい。
また、昨年からスタートし大好評だった音楽イベントや、トークイベントも用意されている。さまざまな角度からクリエイティブに触れ、感じ、楽しむ「TOKYO DESIGNERS WEEK 2012」に、ぜひ足を運んでみよう。さまざまなジャンルの最新デザインを肌で体感できるはずだ。
スローガンの「Hello Design」をシンボリックにした「TOKYO DESIGNERS WEEK 2012 」のロゴマーク。
会場となる神宮外苑のイラストマップ。イベント中は、デザインだけでなく、現代アート、音楽、ワークショップなど、幅広いクリエイティブを体感できる場として、大人から子どもまで楽しめるイベントを展開。
「TOKYO DESIGNERS WEEK 2012」の多彩な展示内容を示すアイコン集。今年は12のコンテンツで展開。