デザインインフォメーション
代官山でアートフォトを体感する
「ヒルサイドテラス・フォトフェア」開催!
東京、大阪、台北からギャラリーが出展
アートフォトの「現在」が一堂に
ここ数年で、「ビジュアルコミュニケーション」はどんどん進化している。スマホや携帯電話で撮影した画像をSNSなどにアップし、大勢の人たちとかんたんに写真を共有できる時代になった。
写真のある素敵なライフスタイルを、もっともっと日本に広めたい。そんな想いで開催されるのが、「ヒルサイドテラス・フォトフェア」だ。同時期に都内で開催される他のイベントとも連携しながら、第1回目のフェアを盛り上げていく。
アートフォトを扱うギャラリー、写真関連の書籍を出版し販売する書店と出版社が、独自の視点で厳選した作品を展示する。人、静物、風景、抽象。作品のスタイルはさまざまだが、どの作品にも鑑賞者をグイッと惹きつける力強さがある。
アートとなりうる写真とは、どのようなものなのか。アートフォトはどのように生み出されているのか。写真を撮ることが身近になってきている時代だからこそ、アートとしての写真に注目したい。
アートフォトを鑑賞するだけじゃない
トーク・セッションやワークショップなど参加型の企画も満載
「写真のあるライフスタイルをより身近なものに」をコンセプトにしたヒルサイドテラス・フォトフェアでは、作品展示だけでなくさまざまな参加型の企画も用意している。
9月4日(木)から6日(土)にかけては、代官山蔦屋書店でトーク・セッションも開催。
森山大道氏をはじめ日本を代表する著名なフォトグラファーから近年注目を集めている若手まで、精力的に活動を続ける写真家をゲストに迎え、キュレーターや研究者などとのトーク・イベントを展開する。1960年代から現在まで、日本における写真の変遷を学ぶことができる。
また、写真のプリントを体験することで、楽しみながら写真をより深く知り、より身近に感じられるワークショップも開催。手軽なプリント技術からアート作品に使われるゼラチンシルバープリントまで、参加者のレベルにあわせてプリントのプロから指導を受けられる講座を設けている。
暮らしのなかに手軽にアートフォトを取り入れたい方は、「ポップアップ・ブックストア -STEIDL + MACK」にぜひ足を運んでほしい。
1967年の創業以来、企画から印刷、製本、出版までを自社で一貫して手がけ、完成度の高い造本を世に送り出し続けてきたドイツの出版社「STEIDL(シュタイデル)」と、STEIDLで写真部門のディレクターを20年間務めたマイケル・マックが2010年に設立したイギリスの出版社「MACK」の出版物を販売する。
アート関連のイベントも多くなる秋。今年は、ヒルサイドテラス・フォトフェアから「芸術の秋」をスタートしてはいかが?
ヒルサイドテラス・フォトフェア
会期:2014年9月4日(木)~9月7日(日)11:00-19:00
(最終日は17:00まで)
会場:代官山ヒルサイドフォーラム
住所:東京都渋谷区猿楽町29-18ヒルサイドテラスF棟
電話:03-5489-3705(総合案内)
入場料:一般1500円/学生1000円
http://hillsideterracephotofair.com/