世界の一流ブランド研究

2013.10.03

1934年にデザインされたシリーズがDuoへと進化。コードにはカラーコードが採用され、

本体とコードの色のコントラストが明るくモダンな印象になっている。

 

 

 

左)Duo Maxi Pendant 定価:2万6250円(ホワイト)サイズ:Φ28×H37cm

右)Duo Pendant 定価:2万1000円(ホワイト)、2万3100円(クローム)サイズ:Φ14×H19cm

 

 

クラシカルなシェードのフォルムとカラーコードが

新たなデザインライトを生み出した

 

アングルポイズは基本的なメカニズムを踏襲しながら進化を遂げ、当初の目的であった工場のみならずオフィスや家庭でも広く使われるようになった。

 

スプリングを3本にすることでエレガントなデザインに仕上げた「1227」、丸い台座とシャープなシェードを持つ「Model75」。

 

よりシンプルな構造になり英国で爆発的にヒットした「Apex90」、カラーシェードを採用した「Type 1228」など、アンティークから現行モデルまで、一様に高く評価され続けている。

 

ノルウェーの「ルクソー」は、ヤック・ヤコブセンがアングルポイズに惚れ込み、ライセンス契約を結んで製造したことから大成功を収めたブランドだ。アメリカの映画会社ピクサーのロゴにもなっているキャラクター「ルクソーJr」の原点をたどれば、アングルポイズにたどり着く。

 

タスクライトに革命をもたらしたアンクルポイズ。2003年には、コダックの「ポケットインスタマチックカメラ」やパーカーの万年筆「パーカー25」シリーズ、ロンドンタクシーなどを手がけたケネス・グランジを顧問デザインディレクターに迎え、そのスタイルにさらに磨きがかけられてきた。

 

そして、このたび発売されたのがDuoシリーズだ。ジョージ・カワーダインのデザインを2009年に復刻した「Original1227」をベースにしている。Duoシリーズ最大の特徴は、カラーコードの採用。本体とコードのコントラストが鮮やかに空間を彩る。

 

ラインナップには、テーブルライト、フロアライト、ペンダントライトがあり、さまざまなシーンで活用できるのも魅力だ。英国らしい伝統のデザインを基本にして、モダンに進化したアームランプDuo。

 

現代的な感覚でアレンジされたアングルポイズの名品デザインで、お気に入りの空間を上質に照らしてはいかが?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アームランプを設計したジョージ・カワーダイン。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

顧問デザインディレクターのケネス・グランジ。そのスタイルに磨きをかけた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4本のスプリングを持つバランスアームランプは「アングルポイズ1209」と名づけられ、アングルポイズ社の原点になっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジョージ・カワーダインのデザインを世に知らしめた「model1227」。

 

 

 

 

 

 

リビング・モティーフ

住所:東京都港区六本木5-17-1 AXISビルB1F, 1F, 2F

電話:03-3587-2784

営業時間:11:00~19:00

無休

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