行ってみたいデザイン空間

2013.05.27

歌舞伎の伝統美を体験できる
銀座のワンダーランド
「歌舞伎座ギャラリー」

新開場した歌舞伎座に続いて、4月24日に「GINZA KABUKIZA」にオープンした「歌舞伎座ギャラリー」。歌舞伎の世界に間近で触れることができる、新たな文化スポットとして話題になっている。これまでにない歌舞伎の面白さを体験できる、銀座に出現したまさに夢のワンダーランドだ。

 

 

歌舞伎を鑑賞しなくても気軽に入場できる

日本の伝統文化を楽しめる夢のスペース

 

新開場した歌舞伎座と共にオープンした総合施設「GINZA KABUKIZA」。そのなかの歌舞伎座タワー5階フロアに誕生した「歌舞伎座ギャラリー」は、新たな文化スポットとして話題になっている。

 

歌舞伎を鑑賞しなくても、歌舞伎の世界が楽しめるスペースで、誰でも気軽に入場できるのが特徴だ。歌舞伎座の屋上庭園を臨むこのスポットは、歌舞伎に関する企画展が行われるほか、ワークショップなども予定されており、歌舞伎の魅力や隠れた面白さを発見できる、銀座のワンダーランドとして楽しめる空間だ。

 

「歌舞伎座ギャラリー」のエントランスを入ると、約180㎡の展示スペースが待ち受ける。6月末までは、オープニング企画展として「歌舞伎の美 春」が開催中。豪華絢爛な舞台衣裳や、工夫が凝らされた大道具や小道具など、ここでしか見られない本物を展示。客席から見えないところまでこだわった、歌舞伎のもつ伝統の神髄を体験できる。

 

また、展示スペースの奥には、約150㎡の「木挽町ホール」を併設。80~100名の収容人数のイベントホールで、若手歌舞伎俳優や舞台関係者たちが、歌舞伎の魅力を紹介するイベントなどが開催される。

 

この木挽町ホールの舞台は、第四期歌舞伎座の舞台で長年使われていた檜がそのまま使用されているのも、歌舞伎の伝統を守る意味で興味深い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

華やかな歌舞伎の世界が広がる「歌舞伎座ギャラリー」の展示風景。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

豪華な裲襠(うちかけ)も間近で見ることができる。

 

 

 

 

 

 

歌舞伎で使用される扇子がずらりと並ぶ。間近に見る扇の美しさに目を奪われる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鬘(かつら)の細部までもじっくり見ることができる。

 

 

 

 

 

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