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新型Aクラスが大胆にデザインを変更。スポーツ性の高いスパルタンな雰囲気で、都市景観に合ったオブジェを思わせるようなスタイリングに進化した。7年ぶりにフルモデルチェンジしたメルセデス・ベンツのコンパクトモデルのAクラス。コンセプトもデザインも一新された新型Aクラスの魅力に迫る。

 

 

メルセデスらしいシャープな力強さが

全面に押し出されたエクステリアデザイン

 

メルセデス・ベンツの新型Aクラスは、AクラスであってAクラスではない。名称こそ同じだが、先代までとはまったくちがうモデルに生まれ変わった。

 

新型Aクラスのコンセプトは「新世代スポーツコンパクト」。背の高かったボディは160ミリほど低くなり、前後方向は実に405ミリも伸びて、フロントノーズもグンと長くなった。ワイド＆ローが強まり、プレミアムカーらしさを感じる。

 

スポーティなシルエットは、細部のエクステリアデザインによってより精悍さを増している。コンパクトなモデルながら、フロントマスクの大型スリーポインテッドスターが大きな存在感を漂わせ、メッシュを効果的に使ったフロントグリルがスポーティさを強調。LEDのヘッドライトユニットは、ウィンカーとポジショニングランプをヘッドライトの上部に配置した特徴だ。

 

リアは、独立したトランクを持たないハッチバック構造。アンテナを内蔵した大型のルーフスポイラーとボリューム感のあるリアバンパーは、ダイナミックかつグラマラスである。

 

背が高くてノーズが短かった先代の「いかにも若いファミリー向け」といった雰囲気からは想像もつかない進化を遂げたAクラス。都心の風景にも映える新しいコンパクトスポーツとして、新しい時代を築いてくれそうな気配が漂っている。

 

 

 

 

 

 

 

新型Aクラスのラインナップは3種類。スパルタンなスタイリングで、都市景観に合ったスポーティなデザインに進化した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リアビューのデザインもダイナミックでグラマラス。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

精悍さを増したフロントのインパクトのあるデザイン。

 

 

 

 

 

 

 

サイドビューのガラスエリアも小さく、都心の風景にも映えるスタイリング。