デザインセレクション
集中力を高めて快適に座り続けれる
「キーンチェア」が日本初上陸
身体の負担を減らすことで集中力を持続させる画期的なミーティングチェアが、11月にハーマンミラージャパンから販売が開始されました。優れた機能性はもちろん、デザイナーによって考え抜かれたバリエーション豊富なデザインやカラーにも注目です。
快適な座り心地で集中力を持続させる
ミーティングチェア
ミーティング中に長時間同じ姿勢でいることで、身体が辛くなった経験はありませんか?
「デザインとは問題を解決するためにある」という考えのもと、多くの優れた名作を世に送り出してきたハーマンミラージャパンから、長時間椅子に座ることで身体にかかる負担を軽減する、まったく新しいチェアが登場しました。
その名も「キーンチェア」は、ミーティングの場や共有スペースで快適に座り続けられ、集中力の持続を可能にするミーティングチェアとサイドチェアです。
一般的な会議の平均時間は1時間で、座っている人は1時間に平均53回も姿勢を変えているそうです。とりわけミーティングの場では、快適なチェアがなければ疲労してしまい、注意力が散漫になり上の空になってしまいます。
キーンチェアは、特許を取得した「クレードルフレックス機構」を採用することで、ユーザーの身動きに合わせて反応し、身体を支えます。さらに、最大10度までリクライニングしながら同時にシートが前方にスライドすることで、常に快適な座り心地が持続。身体にも心にもよく、緊張感をほぐすことにもつながります。
強度に優れながらも
軽やかな見た目のデザイン
キーンチェアのデザイナーは、ロンドンに拠点を置くデザイン会社「forpeople(フォーピープル)」。家電や自動車、航空業界、楽器など、多種多様な業界のプロジェクトを手がけています。
チェアが座る人の動きに合わせるというアイデアはデザインの初期段階で決定したものの、開発にあてた期間は5年。
幾度となくミーティングを観察した結果、人は椅子に座ったまま前かがみになったり背筋を伸ばしたりと、座りながらも動けるように望んでいることがわかったそうです。その分析結果を基に、形をデザインしました。
ポリマー素材で成型された背もたれは、強度に優れながらも柔軟で、軽量な見た目が特長。通気性も抜群です。また、お手入れも簡単なので、カフェのような多くの人が行き来する場所にも適しています。
バリエーションも豊富で、レッグベースは4レッグ(72,000円〜)、カンティレバー(84,000円〜)、4スター(115,000円〜)の3つのラインアップが揃う。
アプホルスターオプションはシートパッド、セミアプホルスター、フルアプホルスターから選ぶことができます。好みやシーンで組み合わせることで、あらゆる場にマッチし魅力的な空間を演出してくれます。
集中力の持続を可能にする革新的なミーティングチェアは、さらなる仕事の効率化をも実現してくれそうですね。
(文・開 洋美)
ハーマンミラージャパン株式会社
住所:東京都千代田区丸の内2-1-1 丸の内MY PLAZA
電話:03-3201-1830