行ってみたいデザイン空間

2012.05.17

最上級の心地よさを提供する
究極の理容室、ザ・バーバー(THE BARBER)

大人の男が「身だしなみ」を考えるに相応しい空間がある。都内に4店舗を展開する究極の理容室、ザ・バーバー(THE BARBER )も、そんな場所のひとつだ。技術、接客、空間のすべてが最上質で心地よいホンモノの床屋。今回は、モリモトのホームタウンでもある代官山のサロンにお邪魔した。

 

 

ストレスフルな時代だからこそ

ゲストがリラックスできる本物の空間を……。

 

代官山駅近くの八幡通りから一歩路地を入ったビルの半地下。高級住宅街の静かなエリアに、ザ・バーバー代官山(THE BARBER Daikanyama)はある。

通りに面したウィンドウには、洋書や模型など男の遊び心をくすぐるアイテムがディスプレイされている。店内に足を踏み入れると、ジャケットを着たスタッフが出迎えてくれる。

 

ダークブラウンを基調としたシックな店内には、心地よいJAZZが流れている。昔ながらの町の理容室とも、女性客が多く訪れる美容室とも、まったくちがう趣がある。

 

「男性が落ち着いて理髪できるお店というのは、意外と少ないんです。そこで、日ごろのストレスを忘れられるような、あたたかみのある空間をつくりたいと考えました。大柄なお客様でもリラックスできるようブースは広めにとっていますし、美容院のようにシャンプー台に移動しないため長時間座っていても疲れないハイランクの理容椅子を採用しています。ヨーロッパテイストの落ち着いた空間で、記憶に残る時間を過ごしていただけたらうれしいですね」(マネージャー・樋口祥胤さん)

 

無垢の木を張った床を手入れするためのワックスは、光沢を出すタイプではなく染み込むタイプを使っている。客やスタッフが歩くうちに床に年季が入って、それもまた「味」になる。

 

棚や壁面も、木材のよさを感じさせるつくりだ。できるだけ釘を使わずに組み立て、和ニスを塗って仕上げている。職人技が光る上質な設えが、ゆったりとした気分にさせてくれるのだ。

 

 

 

理容室とは思えないザ・バーバー代官山のエントランス。

年季の入った無垢材のフローリングが味わいを増している。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ヨーロッパテイストの落ち着いた大人の空間で、

記憶に残る時間を過ごしていただけたらうれしいですね」と、

代官山店マネージャー・樋口祥胤さん。

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