デザインセレクション

2013.08.26

バンコクで話題!
コンテンポラリーな
ラタン・ファニチャーに注目

今、タイで話題になっているコンテンポラリーな感覚のラタン・ファニチャーに注目。バンコクの「コーナー43デコール」は、エスニックなイメージを打ち破り、タイ人デザイナーによる作品は各国のデザイン賞も受賞している。バンコクのインテリアショップの最新事情を現地レポートした。

 

コンテンポラリーなテイストの家具で注目が集まる

新感覚のインテリアショップ「コーナー43デコール」

 

籐の家具と言えばアジアン・ファニチャーの代表。繊細に編み上げたテクスチャーや、あるいはこっくりとしたニスの光沢などがすぐに思い浮かぶのではないだろうか。

 

その本場の一つであるタイには、そんなエスニック調のものばかりではなく、コンテンポラリーなテイストのそれもちゃんと存在する。

 

「コーナー43デコール」はセンスのいいショップが点在するバンコク、トンロー通りの、1本西側を並行して走るスクンビット・ソイ53(ソイ=主要道路に対する脇道、小路)に拠点を置く、ラタン・ファニチャーのブランド。

 

賑やかなトンロー通りとは対照的な高級住宅街という静かな環境のなか、周辺の家並と同様のゆったりとした敷地を持つ一戸建てを改装したショールーム/ショップには、新しい感覚の籐家具が品よくレイアウトされている。

 

同ブランドの家具はそのテイストごとにライン名が分けられている。アジアンテイストがより強く出たものや、西洋家具のクラシックをラタンで表現したものから、大胆で斬新なデザインが目を惹くモダンなスタイルまで、バリエーションは豊富だ。

 

いずれも基本的に構造はラタン。そこにデザインに応じてチーク材などのソリッドなウッドがアクセントとして組み合わされる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

手前は「スカルプチャー・アート」ラインのアームチェアとオットマン。奥は「アジアン・コンテンポラリー・リビング」ラインのアームチェア。

 

 

左は「クリーン・ダイナミズム」ラインのアームチェア。右は「スリム・モーション」ラインのアームチェア。クッションの張地を本体と同系色にしてシックに。

 

「スリム・モーション」ラインのアームチェア。タイシルクとの相性もいい。

「リファインド・リバイバルズ」ラインのペンダントランプ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「レトロスペクティブ・ディライツ」ラインのラウンジチェア。ハイバック部分をさまざまなバリエーションで。手前は「トラディショナル・リディファインド」ラインのコンソール。

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