デザインセレクション

2012.02.10

ジュエリーの企画、デザイン、制作に携わり、ジュエリー講座の講師としても活躍する。四季折々の木の箸は、「料理や器とともに季節感を演出するツールとして楽しんでほしい」とデザインした

次田敦史 Atsushi Tsugita

漆芸作家。箸の持ち手側の端に隆起海岸である越前加賀海岸をイメージして「ナミチドリ」をあしらった作品と、天然記念物に指定されている妙祐寺の枝垂桜をイメージした「シダレザクラ」を出品。

楢崎恵子 Keiko Narazaki

アクセサリーデザイナー。日本人の基本が詰まっている箸だからこそ、持つこと使うこと眺めることを楽しむ作品に。木綿の糸との組み合わせは、刺し子のイメージで懐かしく、温かな印象になった。

木村ひとみ Hitomi Kimura

アクセサリーデザイナー。木地の箸に金属を組み合わせた「シルバーライン」は、握りの部分が特徴的。シンプルなフォルムながら、シャープで都会的なデザインに仕上がっている。

青山玲 Akira Aoyama

建築家。「日本人があたりまえに使っているものだが、本当はもっといろんなかたちのお箸があっていいはず」と提案したデザインは、エキセントリックでありながら、実用にも耐えうる作品に。

大野敦子 Atsuko Ohno

ミニチュア/原型 製作。箸置きと箸の関係性をテーマにデザイン。シルバーで出来たエンブレムを下にして置くことで箸先が浮き上がる箸、水引をはずすと箸置きとして使える箸の2作品を作った。

Anzu Nagumo

グラフィックデザイナー。箸をテーブルにセットしたとき、2本のきれいな線を引いたようなイメージを強調したデザインに。極限まで細さを追求した竹製の長い箸は食卓のビジュアルを引き締める。

寺沢裕美子 Yumiko Terasawa

アクセサリーデザイナーとして、箸そのものではなくシルバーの箸置きと楊枝を提案。箸置きにセットしてある芽や枝は、引き抜くとおつまみや食後のお菓子に使える。 “芽吹き”と“木守柿”の2作。

IUCCI

VMD、デザイナー。束ねて挿して置いてある箸をもっと楽しいものにできないか……。「家族や大切な人へのプレゼント」という気持ちを込め、五角形の箸をベースに、花に見立ててデザインした。

南雲勝史 Katsushi agumo

デザイナー、ナグモデザイン事務所代表。黒檀、鉄木などしっかりした木の素材の一端に、温かく柔らかい純銀の素材を繋いだ。アクセントに見えるシルバーは、箸の重心を変え持ちやすく疲れない。

安倍伸子 Nobuko Abe

純銀粘土作家。マイ箸を外出時にも持ち歩く人のために喰先をカバーする銀細工を製作。はずせば箸置きとして使えるキャップは、機能だけでなく、デザインだけでなく、箸を楽しむアイテムになる。

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