デザインセレクション
自然素材のやさしさや癒し感を
日本的なモダンで伝える。
全国のメーカーとコラボレーションをしている。デザインを具現化するのではなく、つくり手がプライドを持って関わっていくものづくりに、デザイナーとして創作していく。労をいとわず、職人さんとのコミュニケーションを繰り返していく。
「職人さんのなかには、デザインは単にカッコイイものだと思っていたり、デザイナーものになると高くなると思っている人もいる。その誤解を解いていくんです」
最終的な目的は、商品が売れることだが、自分たちにしかできないものづくりを考えていく。そのためにも妥協はしない。つくり手と会い、顔を見て、技術を 知ってから、デザインに取り組んでいく。心が和むこと、そして癒し感やさしさのある日本的なモダンを表現していくこと。そんなまっすぐな姿勢から生み出さ れたのが小泉誠さんの生活道具なのだ。
を集結させた有田焼で、きれいにスタッキングすることができる。
キッチンや食卓で道具として使い、食事のあとは保存容器になる。
日本的なモダンで伝える。
自ら「家具デザイナー」という肩書きを選んで活動を続ける小泉誠さん。しかし、彼の手がけた作品は「家具」の範疇に収まりきるものではない。家具に始まり、インテリア用品、キッチンツール、照明器具、そして建築まで、じつに幅が広い。
「生活道具はすべて、建築まで含めて“家具”であると思っています」と小泉さん。機能が満たされていなければ、デザインではない――目指しているのは、人間が必要とする道具を、より快適に、より美しくするためのデザインだ。全国のメーカーとコラボレーションをしている。デザインを具現化するのではなく、つくり手がプライドを持って関わっていくものづくりに、デザイナーとして創作していく。労をいとわず、職人さんとのコミュニケーションを繰り返していく。
「職人さんのなかには、デザインは単にカッコイイものだと思っていたり、デザイナーものになると高くなると思っている人もいる。その誤解を解いていくんです」
最終的な目的は、商品が売れることだが、自分たちにしかできないものづくりを考えていく。そのためにも妥協はしない。つくり手と会い、顔を見て、技術を 知ってから、デザインに取り組んでいく。心が和むこと、そして癒し感やさしさのある日本的なモダンを表現していくこと。そんなまっすぐな姿勢から生み出さ れたのが小泉誠さんの生活道具なのだ。
minotake
初の竹の道具。湾曲を利用したさまざまなヘラは、小泉さんが自ら削ったものがベースになっている。
土佐板
樹齢百年を越える土佐の良質なひのきで作った、厚さ8ミリの世界一薄いまな板。軽量で水に強い。
支 – SITAKU –
擦る、絞る、おろす、保つ、置く、という食事の支度をキッチンから
運び出したシリーズ「支(SITAKU)」。シンプルながら細かな技術を集結させた有田焼で、きれいにスタッキングすることができる。
キッチンや食卓で道具として使い、食事のあとは保存容器になる。
バターケース2730円、おろし器(大根)2100円(税込)。
キャニスター小2415円、大2730円(税込)。
おろし器(わさび)1575円(税込)。
レモン絞り1575円(税込)。