自宅で手軽にプロの味が楽しめるデロンギのオートマティック・カプチーノ

デザインセレクション

2014.11.17

自宅で手軽にプロの味が楽しめる
デロンギのオートマティック・カプチーノ

デロンギから発売された本格派のエスプレッソ・カプチーノメーカー「オートマティックカプチーノ」。すっきりとした美しいデザインと、家庭用ながらプロ仕様にも通じる高い機能を兼ね備えた名機をじっくりとご紹介したい。

ボタンひとつでかんたんに or フォームミルクで本格的に

きめ細やかな設定が、楽しみ方の幅を広げる

10月15日に販売が開始された「オートマティックカプチーノ」は、ともかくかっこいい。

機能美とはまさにこのこと。きちんとした主張と存在感あるのに、シンプルででしゃばりすぎていない。優秀な「働くマシン」に共通する整然とした佇まいが感じられる。

製造しているのは、イタリアの家電ブランド「デロンギ」だ。1902年に部品工場として創業、1950年から電気機器の製造分野にも進出し、オイルヒーターやパネルヒーター、エスプレッソマシン、電気オーブンなどを世の中に送り出し続けている。

今回発売されたエスプレッソ・カプチーノメーカーシリーズの最上位機種、オートマティックカプチーノ。家庭用ながら正当なイタリアンコーヒーを楽しむための性能が備わっているのが大きな特徴だ。

プロ用マシンと同じポンプ式を採用し、抽出方法はコーヒーパウダーをつかう「パウダー抽出」とあらかじめプレスされたパウダーをつかう「カフェ・ポッド抽出」の2種類に対応。抽出温度や水硬度の設定もでき、本格的なエスプレッソを誰でもかんたんに淹れることができる。

さらに、カプチーノやカフェラテを手軽に味わえる機能も装備。ミルクコンテナを設置して「オートマティックカプチーノ機能」を使えば、ボタンひとつでおいしいカフェラテやカプチーノを淹れられる。

ミルクフロッサーをつけてふわふわのフォームミルクをつくれば、本格的なカプチーノやラテ・アートも楽しめる。淹れ方、味わい方の幅が広く、使う楽しみが広がるマシンなのだ。

ミルクコンテナを取り付けて、ボタンひとつで美味しいカプチーノ＆カフェラテが楽しめるオートマティック機能付き。

ミルクコンテナを給湯ノズル/フロッサーに付け替えれば、好みの泡立ちも自在。

抽出温度（3段階）、オートオフ（15分・75分・3時間）、水硬度（5段階）の設定が可能。手動式にはなかったプログラムモードを搭載している。

淹れたてのコーヒーが冷めないように、予めカップを温めておけるカップウォーマーも付いている。

好みの味に細やかに調節できる奥深い「パウダー抽出」（左）と、手軽に本格エスプレッソを味わえる「カフェ・ポッド」（右）にも対応している。

機能美を追求したデロンギの最高級モデル

ドイツのデザインアワードを受賞

オイルヒーターをはじめ画期的なテクノロジーを開発し商品に落とし込むとき、デロンギはデザインにも力を入れてきた。デロンギにとってデザインは、機能を最大限に表現するひとつの手段でもあるのだ。

オートマティックカプチーノも、デザイン、質感、機能のいずれにも妥協していない。「Innovation（革新）」、「Quality（品質）」、「Design（デザイン）」のすべてにおいて高く評価され、世界的に有名なドイツのデザイン賞で「Plus X Design Award（プラスエックスデザインアワード）」を受賞している。

質感や耐久性を考慮したステンレス製のボディ。エスプレッソマシンにとって要のパーツ、プロフェッショナルホルダーはしっかり手に馴染む真鍮製。メンテナンス性も高く、いつも清潔に保っておくことができるので、インテリアの一部としても取り入れやすい。

同じデロンギのアイテムで、もうひとつデザイン的に注目したいシリーズがある。デロンギ・グループ専属のプロダクトデザイナーでありレッドドットデザイン賞やiFデザイン賞の受賞歴を持つダレン・ミューレン氏が、使いやすさとカラーにこだわって開発した「kMixコレクション」だ。

キーワードはシンプル、スタイリッシュ、コンパクト。使いやすいドリップコーヒーメーカーとして、プレミアムな味わいを楽しめる。カラーアイテムは、ブラック、ホワイト、レッドを展開している。

メタルの上質な質感と、ボタンひとつで扱える操作性の高さで、日常使いのアイテム「kMixコレクション」も、暮らしのなかで彩りを楽しむきっかけをつくってくれるはず。こちらも注目したいアイテムだ。