DRINK MODE

2014.02.26

従来の概念を覆すピュアな味わい
日本人プロデュースのテキーラ

メキシコの地酒、テキーラと言えば、一気飲みのシーンを思い浮かべる方も多いはず。

けれども、せっかくのテキーラが持つ豊かな香りや味わいを一瞬で楽しみ終えるのはもったいない。

食事に合わせて楽しめる日本人好みのテキーラはないものか……。

そんな思いで出来上がったのが、日本人による日本人のためのテキーラ「雫(しずく)」 なのです!

 

なめらかな舌触りと味を求め、

足掛け10年をかけて開発した極上品

 

以前は、一気飲みするお酒のように思われていたテキーラですが、近頃では、上質なテキーラの味と香りをゆっくりと味わったり、食事とともに楽しむスタイルが定着してきています。なかでも、日本人がプロデュースした100%アガベテキーラ「雫」シリーズの人気が急上昇中。そのピュアな味わいは、テキーラマニアだけでなく、大人の女性も虜にしているといいます。

 

テキーラは、メキシコのハリスコ州・グアダラハラ市近郊のテキーラ地域で作られる地酒。フランスのシャンパーニュやコニャック、イタリアのフランチャコルタと同様に、原産地呼称が認められています。

 

主な原材料は、アガベ。アガベは、海抜1500m以上、年間250日以上の晴天、平均気温20度以上で育ちます。アガヴェ・アスール・テキラーナ・ウェーバー(ブルーアガベ)を51%以上使用することが定められ、モラセス(廃糖蜜)など副原料を添加して作られる「ミックス(Mixto)」と、ブルーアガベのみを原料に作られるプレミアムテキーラ「100%アガベ」があります。

 

今回紹介する「雫」シリーズをプロデュースした杉山芳文さんは、飲食店経営の傍ら「100%アガベ」のテキーラで、より日本人の好みにあうもの、食事と相性がいいものを探究。メキシコに足を運び、現地と密にやり取りしながら試行錯誤を繰り返し、やっとの思いで「雫 ブランコ」造りあげました。テキーラらしいアガベの風味を生かしつつ、なめらかな舌触り、そして、味を追求し続け、納得するものが仕上がるまでに足掛け10年を要したといいます。アルコール度数も35度から42度までを試し、自らが最も美味しく感じられる38度に決めたのだそう。

 

▲ 杉山芳文さん。福岡にあるメキシコ料理専門店「エルボラーチョ」代表。

メキシコは“第2の故郷”だという。

 

▲テキーラの主原料、アガベ(竜舌蘭・リュウゼツラン)。なお、樹液を煮詰めたアガベシロップは、

最近話題の低カロリー天然甘味料としてスムージーやジュースなどに使われている。

 

ストレートで味わうと、飲み心地はあくまでもスムーズ。香りがよく、キリリと辛口の味わいを持ち、後味もスッキリ。ピュアで雑味のない味わいは、甘ったるさもないので、食中酒にも最適です。メキシコ料理はもちろんのこと、スパイスやハーブを効かせたイタリアンやアジア料理などと一緒に楽しむのもおすすめ。春から夏にかけての季節に味わうにもぴったりです。

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