ライフスタイリスト

2012.02.10

ソーシャルメディアの共有こそ
東京ならではの文化の発信

 

――便利な都会生活を送りながらも、熊坂さんなりの新しいライフスタイルを提案していることになりますね。

 

仕事を離れたプライベートでは、旅行が好きなんです。仕事で地方に行ったついでにお気に入りの場所に行く ことはよくあります。初めての土地で感じる雰囲気や人柄、食文化との出会いは自分をリフレッシュしてくれます。この前も山形に出張に出かけて、地元の方か らヨーグルトの日本酒割を教えられて、新しいお酒の飲み方を知ったのは収穫でした(笑)。

都会で暮らす利便性を感じつつ、地方の良さも楽しむことが私のライフスタイルの原点なのかもしれません。そのためにも限られた時間を有効利用したいんで す。時間というのはボーッと過ごしているとどんどん過ぎ去っていきます。でも、それをどのように仕事とプライベートに使っていくのか、まさに自己管理能力 が問われるわけです。
その意味でも情報とコミュニケーションのスピード性を考えて、ソーシャルメディアで情報共有できることは、地方の方はもちろん、都会人のライフスタイルにとって大変便利なことではないでしょうか。

 

 

PROFILE

熊坂仁美(くまさかひとみ)

株式会社ソーシャルメディア研究所代表取締役
ソーシャルメディアコンサルタント
慶応大学文学部卒。Facebookを始めとしたソーシャルメディアのビジネス活用の実践研究家。定期的に渡米し、最新のソーシャルメ ディア動向をチェックしている。活気あるファンページ運営ノウハウで、外資系企業などのファンページの構築運営のコンサルティングを行う。また、ソーシャ ルメディアのビジネス活用についての企業研修や講演を全国で行っている。

http://www.socialmedialabs.jp

 

BOOK

独自理論「好感アクセス収益モデル」と、海外事例の研究をまとめた「Facebookをビジネスに使う本」(ダイヤモンド社)は、Facebook、Twitter、YouTubeでの口コミにより発売前からアマゾン部門一位を取り、4万部のベストセラーとなる。

「Facebookをビジネスに使う本」

熊坂仁美著、ダイヤモンド社刊。定価1500円。

「Facebookを集客に使う本」

熊坂仁美著、ダイヤモンド社刊。定価1500円。