ライフスタイリスト
ソーシャルメディアの発展こそ
「コミュニケーション革命」
――ソーシャルメディアの可能性は大きく広がっています。ビジネス活用はもちろんですが、都会で生活する人々にとって、コミュニケーション手段としてのメリットはどういうところにあるのでしょうか。
TwitterやFacebookなどのソーシャルメディアは、まさに口コミですから、いいモノを提供し ている企業にとっては大きな味方になります。インターネットのコミュニケーション手段を大きく飛躍させたソーシャルメディアの活用は、顧客獲得やメディア 戦略の上でとても大きいわけです。
Facebookは主に連絡手段として使われるわけですが、さらに最近ではビデオチャットが加わりました。パソコン上で対面と変わらない感じでコミュニ ケーションがとれます。最近開始したGoogle +(グーグルプラス)を利用すれば、世界各地で同時にテレビ会議もできるわけで、ソーシャルメディアの発達で企業人の働き方も変わろうとしています。
また、ソーシャルメディアのもうひとつの特徴としては、コミュニティがつくりやすいことです。同じような考えや趣味の人同士で集まりやすく、そこに新しい コミュニケーションも生まれてくる。実際に会っているのと同じような付き合いができるわけで、こうしたことはまさに「コミュニケーション革命」だとも言え ます。
限られた時間を最大活用するために
都会的なライフスタイルを実践
――そうしたソーシャルメディアの実践者、熊坂さんの東京でのライフスタイルとはどのようなものなのでしょうか。
仕事柄、私はとにかく移動が多いんです。たとえば九州でセミナーを開催した後、ハワイやサンフランシスコ に行ったりして、東京にいるのは1ヵ月の3分の2ぐらいです。でも、どの場所にいてもあまり変わらずに仕事ができる。拠点は東京であっても、活動の範囲は 世界に広がっています。だからソーシャルメディアを活用していることで、場所にこだわることがなくなりました。
でも東京で暮らしていて、一つだけこだわっていることがあります。それはとにかく都心の便利な場所に住むということ。今は中央区に住んでいますが、自宅と 事務所は歩いて行ける距離ですし、地下鉄の駅も目の前です。時間を有効利用したいので、どこにでもすぐに動ける場所が条件。移動の時間や通勤時間がもった いないんです。
ソーシャルメディアの利用と都心に住むことで、時間の有効活用することができるわけです。1日24時間をフルに活用できるという意味では、都心に住む恩恵 を最大に享受していると思います。限られた時間を最大限に利用しながら、最も都会的なライフスタイルを楽しんでいるのかもしれません。