ライフスタイリスト

2013.12.16
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「人脈を広げるという意味では、ソーシャルアパートメントはとても良い場になっています。入居者が多いのでセキュリティーも高く、女性にも人気があります」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キッチンも共用の場として機能。どんな料理もつくれるように、調理器具も一流のものを揃えてある。

 

 

20代から30代前半の単身者の方が中心に入居

共用のコミュニケーションの場で隣人同士の交流ができる

 

 

――ソーシャルアパートメントの魅力とは?

 

ソーシャルアパートメントの良さとは、住宅におけるコミュニケーションの場であり、隣人同士の交流ができるというのが一番の魅力です。これは多様性に富んだ住人で構成されていればいるほど、より良い交流が生まれるんですね。仕事、学校、趣味という人脈以外に、これまでとまったく違う人生を歩んだ人たちとネットワークをつくることができます。

 

――どういった方たちが入居されているのでしょうか。

 

メインは20代から30代前半の単身の方で、社会人10年目ぐらいまでの方が9割ぐらいです。男女比は半々ぐらいです。実はこの方たちが、一番いろんな可能性に気がつく世代なんですね。さまざまな人たちと接点をもつことで、その可能性をもっと広げられる年齢でもあるんです。

 

実際、人脈を広げたいという意識をもってソーシャルアパートメントに住まわれる方も多いですし、モラルが高く、向上心のある前向きな方が多いのも特徴です。また、もっとキャリアアップしていきたいという活発な方も多くいらっしゃいます。

 

――共用のラウンジのデザインは豪華ですね。

 

私たちがやっているのはスタイルの発信です。だからこそラウンジという空間で交流できることが、重要なメインコンテンツになっています。「こんな素晴らしい空間が共有できるの?」という場にしたいんです。ラウンジを日常生活にとり込むことで、面白い人たちとの交流の場になってほしい。

 

その意味でもしっかりしたデザインを出していくためにラグジュアリーな空間を実現。絶対に一人では住めないような「非日常空間」をつくりあげています。共用キッチンもどんな料理でもつくれるように、調理器具も一流のものを揃えてあります。

 

24時間いつでも、誰でもが使うことができ、それを住人の方と共同で利用していく。キッチンで料理してラウンジで食事をとることで住人同士のコミュニケーションや交流が生まれてくる。単身者にとっては、仲間と暮らしているような安心感もあるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ソーシャルアパートメント原宿のラウンジ。壁一面にライブラリーを併設し、「文字のエネルギーに触れる」がテーマ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ソーシャルアパートメント宮前平のラウンジ。人気カフェを手がけるデザイナーが内装をデザイン。入居者92人だけが利用できるデザイナーズカフェだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プライベートの個室もホテルライクな雰囲気だ。