緑と水と太陽の大地を
つむじ風のように豚が駆ける
名水100選に選ばれた菊池渓谷の清流と 田園風景の広がる熊本県菊池市へ “走る豚”。そのキャッチーなネーミングを聞いたのは少し前のこと。 野山を駆け巡って育つ豚がいるらしい。まるでスペインのどんぐりを食べて育つイベリコ豚のようではないか。日本でそんな風景が見られるならば、ぜひ行ってみたいと思った。 …
風変わりなあの娘に学ぶ
人生を楽しくさせる方法
「アメリ」
こんにちは、映画ソムリエの東紗友美です。 2001年に公開され、カルト的人気を博した空想好きな女性の恋を描いたロマンチックコメディ「アメリ」。 フランス映画のヒットが稀な日本でも興行収入16億円を突破した人気作なので、1度は鑑賞した事がある人もいるかもしれません。 だけど今こそもう1度この世界に浸って欲しい! それは、アメリは1回目より2回…
メキシコ料理は
自由であっていい
メキシコの多様な食文化が 料理人の道を引き寄せた 「メキシコ料理って日本人にはまだよく知られていないと思うんです」 最初に印象に残ったのは、この店の店主にして料理人でもある水口登志雄さんのこのひと言だった。そうなのかな? タコスとかナチョスとか? と頭の中でメキシコ料理のイメージをかき集めていると 「日本の人が思い…
和の情緒を感じる味
とらやの「夜の梅」
時代を超えて愛され続ける逸品とともに、老舗の歴史を紐解いていく新連載「老舗の手みやげ」が開始。第一回となる今回は、長い歴史のある企業の一つであるとらやの「夜の梅」をご紹介。株式会社虎屋・取締役副社長 黒川光晴さんにその歴史と商品への思いをお伺いした。ぎっしりと思いの詰まった老舗の逸品を、ぜひ大切な人へ。 丁寧な仕事の積み重ねで できあがる味わい …
涼しげな食卓を作る青磁の器と
猛暑を乗りきるおもてなし料理
今回より、豊田麻子さんと生井理恵さんによる交互連載「おもてなし料理」を開始。豊田さんは器の魅力も存分に味わえる料理を、生井さんは季節感溢れる野菜の料理をご紹介いただきます。 昨年10月、サザビーズ香港のオークションで、中国磁器として世界最高額の約42億円で落札されたやきものをご存知だろうか? 11世紀後半から12世紀初頭のたった20年という短い期…
人と人とがつながって
生まれたかき氷の物語
無農薬のフルーツを使った、ナチュラルな味わいのシロップをかけたかき氷ならば、美味しくないわけがない。でもそのかき氷の魅力は、美味しさだけでなく、その裏側に秘められた人がつながっていく物語にあったのだ。 田舎の夏休みのような のほほんとしたかき氷店 住宅街のど真ん中に、ひっそりと隠れるようにある「SETOUCHI HIDAMARI …
変化を受け入れることで
新たな扉が開く
「ホリデイ」
今回より映画ソムリエ東 紗友美による映画解説とともに、 その映画に登場する家についてもご紹介する「映画と暮らす」の連載がスタート。 第1回目は、2人の主人公の暮らす家も大きな魅力である「ホリデイ(2006)」を取り上げます。 ヤドカリは、環境や自分の成長に合わせて家を何度も変えていく。 映画「ホリデイ」は、時にはそんなヤドカリのように、今いる場所に固執せ…
金曜日はクスクスデー
食から笑顔を発信するふたり
食を通じて何かを創り出すフードクラフター。今回は、北アフリカの料理「クスクス」を通して、ピースフルな気持ちを広げていこうというイベントを手がけるふたりの料理人を紹介する。 共通項のアフリカで繋がった ふたりがイベントで発信する 「金曜日はクスクスの日」。 この言葉は、渋谷で「ロス・バルバドス」という店をやっている上川真弓さんによるSN…