イメージとファンタジーが織りなすアート空間
「イメージメーカー展」は必見の展覧会
アート、デザイン、広告、ファッション、舞台美術などのカテゴリーを超えて、新しいイメージをつくりだすクリエーターの作品を紹介する「イメージメーカー展」が、東京・六本木の21_21DESIGN SIGHTで開催されている。カルティエ現代美術財団のキュレーターなどを務めたエレーヌ・ケルマシュターを展覧会ディレクターに迎え、ジャン=ポール・グードのイマジネーションあふれる作品を中心にした、イメージとファン…
いま、世界で起こっていることに感動
『世界報道写真展2014』開催中
世界各国で撮影されたドキュメンタリー写真と報道写真のなかから、選りすぐられた約140点を展示する『世界報道写真展』。「おなじ時代、おなじ空の下に」という副題にもあるように、昨年1年間に、地球上のどこかで起きたことを写した作品が並んでいる。1枚の写真の持つインパクトの強さと、驚くようなドラマにあらためて感動できるはずだ。 世界の写真家が撮影した約10万枚の写真から 選…
「光」が創り出す幻想絵画のような写真展
『佐藤時啓 光-呼吸 そこにいる、そこにいない』
「光」をモチーフにした幻想絵画のような写真展が、恵比寿の東京都写真美術館で開催されている。1980年代後半から国内外で活躍を続け、現代写真界をけん引する写真家・佐藤時啓の初の大規模個展である。光・時間・空間・身体をテーマにして、あくまで写真装置によって光が像を結ぶという現象を探求する試みは、写真表現の無限の可能性を感じることができる。 風景のなかに入り込む 存在感あ…
自由闊達な表現者・木梨憲武
20年にわたるアート作品を一挙公開
とんねるずの木梨憲武にアーティストとしての顔があることをご存じだろうか。「『木梨憲武展×20years』INSPIRATION-瞬間の好奇心」では、20周年を迎えた制作活動の足跡を、上野の森美術館を皮切りに全国の美術館で展示する。描きたいもの自由に表現する独創的な「木梨ワールド」は、観る者に元気を与えてくれるはずだ。 「『木梨憲武展×20years』I…
東京藝術大学・乾久美子研究室展
「小さな風景からの学び」
建築家・乾久美子氏と彼女が教鞭を執る東京藝術大学・乾研究室の学生によって行われた、都市のリサーチ研究成果を紹介する展覧会「乾久美子+東京藝術大学 乾久美子研究室 展――小さな風景からの学び」が、東京・乃木坂のTOTOギャラリー・間で開催されている。膨大な点数の写真は、人が求める魅力的な場所の理由をあぶり出し、これからの建築のあり方を考えるヒントや視点を与えてくれる。 建築…
[丸の内スペシャル]
丸の内がアートで彩られる!
若手アーティストの現代美術展
丸の内から世界に向けて発信するアート展が開催中。今年で8回目を迎える「アートアワードトーキョー 丸の内2014」は、若手アーティストの発掘・育成を目的とした現代美術の展覧会だ。会場になっている丸の内の行幸地下ギャラリーに約30作品を展示。パブリックスペースのため、若いアーティストの可能性に誰でも触れることができる。 将来性のあるアーティストの 登竜門になっている現代…
[丸の内スペシャル]
丸の内「相田みつを美術館」で
心に残る詩と書に出逢う
心に残る自作の詩を独自の書体で表現したことで知られる相田みつを。「書の詩人」、「いのちの詩人」とも称され、その書法や人間性に打たれる人は今もなお多い。丸の内の「相田みつを美術館」は、書家・詩人としての相田みつをの作品や生き方に直接触れることができる貴重な美術館。現在、生誕90年の特別企画「念ずれば花ひらく」が開催されている。 都会のオアシス的な存在 心に安らぎを与え…
生誕101年目を記念した写真展
「101年目のロバート・キャパ」
20世紀を代表する伝説の報道写真家、ロバート・キャパ。生誕101年目を記念した写真展「101年目のロバート・キャパ-誰もがボブに憧れた」が、東京・恵比寿の東京都写真美術館で好評開催中。「伝説のカメラマン」から、等身大の人間キャパに出会うことができる。 戦禍のなかを駆け抜けた 「戦争写真家」ロバート・キャパ ロバート・キャパは、戦場で多くの写…