憧れの街に住もう
交通アクセスが便利な本郷・湯島【第4回】
大正の創業から90年余り
鳥料理ひと筋の老舗「鳥つね」
モリモトのマンションのフラッグシップブランドである「ディアナコート」は、都心邸宅のあるべき姿を追求しています。「ディアナコート」シリーズの立地を決める時、その土地のもつ価値をしっかりと見極めながらエリアを選定します。それぞれの地域の特性を深く知りながら選びぬかれた土地には、文化や歴史をはじめとして、閑静な成熟した街であること、上質な街並み、最寄駅から近い立地など、そこに住む高い価値を見出すことができます。
そのような条件にあてはまった地域が本郷台地の続く高台の一角にありました。この恵まれた土地でモリモトは新たなプロジェクトを発表します。メトロ千代田線「湯島」駅まで徒歩2分。「湯島」駅からは「大手町」駅まで2駅4分。丸の内線「本郷三丁目」駅までも徒歩8分、「大手町」駅まで3駅6分。丸の内や大手町のビジネスエリアまで数分でアクセスするという優れた利便性を誇っています。本郷や湯島は丸の内に極めて近いエリアながら、湾岸エリアのような新しい街にはない、歴史や文化があり、住みごたえのある、使い勝手のいい街です。都心邸宅のあるべき姿がここにはあります。
住んでみたい街として注目する本郷・湯島。第4回目は、門前町としての面影を残す湯島で創業90年の歴史を誇る「鳥つね」を訪れました。鳥料理好きには言わずと知れた名店で、人気なのは“日本一こだわり卵”の「親子丼」。天神さま前の老舗の味をぜひ一度ご賞味あれ。
選び抜かれた地鶏を
適材適所に使い分けた鳥料理
「鳥つね」は大正初期に鳥肉専門店として創業。
創業当時は鳥肉の販売をやりながら鳥鍋も食べられるお店でしたが、二代目で飲食店に転じて三代目に引き継がれ、90年にわたって暖簾を守っています。
お店のスタイルが変わっても「本当においしい鳥料理を味わっていただきたい」という想いが、今も変わらなく続いているのです。
天神下から現在の地に移転してからすでに27年。
カウンターとテーブル席、奥にはお座敷がある、落ち着いた雰囲気の店内でいただく鳥料理は、看板メニューの親子丼(1900円)や、鳥鍋(1人前6000円。注文は2人前~)が人気です。
兵庫県から取り寄せている“日本一こだわり卵”と秘伝の割下でとじた親子丼は、絶妙のとろとろ加減。「歯ごたえがある鳥肉ですが、やわらかめの大山鶏を使用しています」とスタッフ。
卵のうまみと鳥肉のコクを引き出すために、さっとひと煮立ち。そこには守り続ける伝統の味とこだわりを感じます。
江戸伝統の鳥料理を
老舗の味で堪能する
またオールシーズン人気の鳥鍋は、つくね、モモ肉、心臓、レバーを用い地鶏の魅力すべてが凝縮され、冬場には心も体もほっこりと温まります。
そのほかにも、日本の三大美味鶏といわれる秋田の比内地鶏、奥久慈のシャモなどを使ったコース料理も。
足しげく通うファンも多い「鳥つね」。移り変わりの早い都内の飲食店の中で、ここへ行けば美味しいものが食べられるという安心感は老舗ならでは。江戸伝統の鳥料理を堪能できます。
湯島天神の梅まつりや菊まつりの時期には大変賑わいます。まずは気軽に味わえるランチタイムで親子丼(1500円)を堪能してみるのもおすすめです。
(文・石塚真由美、写真・川野結李歌)
鳥つね(湯島天神前店)
住所:東京都文京区湯島3-29-3
電話:03-3831-2380
営業時間:昼/11:30~13:30 夜/17:00~21:45(L.O.20:45)
定休日:日曜、祝日