長い時をかけて繋がった
クラフトウイスキーの物語
2016年、富山県にある小さな蒸留所が55年もののシングルモルトをリリースした。発売されたジャパニーズウイスキーとしては日本最長熟成ともいわれ、すぐに完売するとともに、多くの話題をさらった。このウイスキーを手掛けた富山県・砺波市にある三郎丸蒸留所を訪ねた。 今夜ウイスキーがあったらなら◇第9夜 戦後まもなく発足した ウイスキー蒸留所が復活 …
「写真都市展 -ウィリアム・クラインと
22世紀を生きる写真家たち-」
20世紀を代表する写真家、ウィリアム・クライン。ニューヨーク、東京、パリなど、世界の都市を挑発的に捉えた作品を発表。また、映画からデザイン、ファッションでも、ジャンルを超えた視覚文化で世界的に大きな影響を与えてきた。今回、クラインの都市ヴィジュアルとともに、日本、アジアの写真家たちが、斬新な眼差しで22世紀を見据えた未来の写真都市を描いた写真展が開催された。 …
アートフェア東京2018が盛大に開催!
テーマは、Art is Life/アートの中で深呼吸
日本最大級のアートの見本市として国内外から注目を集めている「アートフェア東京2018」が有楽町国際フォーラムで開催。13回目となる今年のテーマは、「Art is life-アートの中で深呼吸-」。古美術から現代アートまでジャンルを超えて、多彩なアート作品を展示、販売。3月9日(金)から3月11日(日)の期間で出会うことできる。 [caption id=…
熱帯の自然と生き物たちが躍動し
美しい音色と共に華麗に時を告げる
腕時計の文字盤は大きくても直径わずか5cmほどのごく小さなステージ。この極小の舞台で、動物と自然が美しいショーを上演してくれる腕時計がある。この連載でもご紹介した“時計の中で小鳥が生きているように美しくさえずる”傑作「チャーミング・バード」に続き、2017年の年末に発表された、18世紀にオートマタと時計の名匠の名を現代に受け継ぐジャケ・ドローの最新作品だ。 Vol.9 …
最新北欧デザインに出会える最大の家具展
ストックホルム国際家具見本市2018
北欧の春を告げるストックホルム国際家具見本市が2月6日から11日まで、同市内の見本市会場で開かれた。出展数は個人を含めて700社ほどで、そのうちの約8割は開催国であるスウェーデンを筆頭にデンマーク、フィンランド、ノルウェーといった北欧が占め、このイベントは“北欧家具デザインに出会える最大の家具展”と称されている。期間中は約40000人の内海外からの入場者で賑わった。 &n…
料理人と作り手を
双方向につなぐ人
「もの凄い鯖」。この心惹かれるネーミングの鯖に注目が集まっています。今回は、そんなこの鯖を密かに料理人に広めている人物をご紹介。続いて、次号では『もの凄い鯖』の工房を訪ねて、その美味しさに迫ります。 鯖の干物がフレンチで 使われる時代がやってきた! ここのところ料理人から熱い視線を集めている『鯖』がある。その名も『もの凄い鯖』。 そう…
絵画史上もっとも有名な少女像に会える
至上の印象派展 ビュールレ・コレクション
印象派、ポスト印象派の最高傑作が揃う、『至上の印象派展 ビュールレ・コレクション』が日本上陸。5月7日まで東京・六本木の国立新美術館で開催されている。世界最高峰と言われるビュールレの名画コレクションが来日するのは27年ぶり。およそ半分の出品作が日本初公開、その見どころをダイジェストでご紹介しよう。 [caption id="attachment_248…
ルーベンスからキース・へリングまで、
教会のアートが語る、さまざまな祈りの形。
日本の神社や寺で仏像や壁画に神々しいパワーを感じるように、ヨーロッパでも古くから芸術と宗教は親しい関係にあった。文字の読めない人にキリスト教の物語を伝えるため、あるいは人々にその尊さを感じさせるために彫刻や絵画が礼拝堂や祭壇におかれ、それを見ると信者でなくても敬虔な気持ちになったりするものだ。たいていはクラシックな絵やステンドグラスがその役目を担っているが、現代アートが教会に飾られることもある。思…