2200年の時を経て蘇った地下軍団
特別展『始皇帝と大兵馬俑』
20世紀最大の考古学的発見と言われた中国の遺産「兵馬俑」。兵馬俑と、兵馬俑をつくらせた秦の始皇帝をフィーチャーした展覧会『始皇帝と大兵馬俑』が東京国立博物館で開催されている。始皇帝にまつわる貴重な文物を一堂に紹介、空前の規模で地上と地下に築き上げた「永遠の世界」の実像が迫ってくる。 [caption id="attachment_1571" align="alignn…
奇抜な創造力で活躍する巨匠建築家
フランク・ゲーリーの大規模展覧会
一度見たら忘れられない建築物をつくり続ける建築家、フランク・ゲーリー。21_21 DESIGN SIGHTで現在開催中の「建築家 フランク・ゲーリー展 “I Have an Idea”」は、彼の「アイデアの力」に焦点を当て、頭の中で生まれたアイデアの種が実現に至るまでのプロセスを紐解く内容となっている。10月15日に行われたプレス向け内覧会では、来日した本人も出席。自身のルーツや創作の意図を明かし…
「ニキ・ド・サンファル展」で出逢う
おしゃれでエキサイティングなアート
戦後を代表するアーティストの一人、ニキ・ド・サンファルの回顧展が、六本木の国立新美術館で開催されている。「ニキ・ド・サンファル展」に集結した、カラフルでおしゃれでエキサイティングな作品が問いかけるものとは? …
ブラジルが生んだモダニズム建築の巨匠
「オスカー・ニーマイヤー展」
モダニズムの直線美と自由な曲線美が融合した数々の建物で知られるブラジルの建築家、オスカー・ニーマイヤー。彼の日本での初となる大回顧展「オスカー・ニーマイヤー展 ブラジルの世界遺産をつくった男」が、10月12日まで、東京都現代美術館で開催されている。巨匠オスカー・ニーマイヤーの建築自体や発想の手がかりや人物像など、見る側が入り込んで楽しめるような展示内容となっている。 …
台湾で理想の街づくりをする建築設計集団
「フィールドオフィス・アーキテクツ展」
台湾で活動する建築設計集団「フィールドオフィス・アーキテクツ」。乃木坂のTOTOギャラリー・間で行われている単独の展覧会は、約20年の設計活動を通じて得られたという4つの「気付き」を軸にまとめられている。建築と人、社会、そして自然との関係を深く映し出し、柔らかく包むように見せる展示は、見る者の心に静かに・強く鳴り響く。 [caption id="attachment_…
いま世界で起こっている真実を伝える
『世界報道写真展2015』開催中
『世界報道写真展』は時代を切り取る写真展だ。世界各国で撮影されたドキュメンタリー写真と報道写真のなかから、「世界報道写真コンテスト」に入賞した約150点の作品が、東京・池袋の東京芸術劇場ギャラリー1に展示されている。1枚の写真の持つインパクトや、驚くような真実にあらためて感動できるはずだ。会期は8月9日まで。 [caption id="attachment_991" …
[丸の内スペシャル]
苦悩のなかで自分自身を描き続けた画家
『没後30年 鴨居玲展 踊り候え』
1960年代から80年代にかけて活躍した鴨居玲。没後30周年を記念した回顧展『没後30年 鴨居玲展 踊り候え』が東京ステーションギャラリーで開催されている。国内外各地で出会った社会の底辺で生きる人々をモティーフにした作品は、そのいずれもが自身を投影した自画像ともいわれている。油彩、水彩、デッサン、遺品など約100点を展示した回顧展。東京では25年ぶりの開催となる。7月20日までの開催。 &n…
115人のアーティストの作品を一挙に展示
ワタリウム美術館の「古今東西100人展」
20世紀から21世紀にかけて活動した国内外のアーティスト、115人の作品を集めた展覧会「古今東西100人展」が渋谷区神宮前の「ワタリウム美術館」で開催中だ。ワタリウム美術館の収蔵品を中心に、約250点が一挙に公開されている。 ロバート・メイプルソープ…