アートフェア東京2019特設ページ

2019.02.14

「Projects(プロジェクツ)」出展
注目のアーティスト12人
Vol.3 瀬戸 優・ 小野川直樹

14回目を迎える、日本最大級の国際的なアートの見本市「アートフェア東京2019」が3月7日〜10日の期間で開催いたします。

 

SUMAUでは、アートフェア東京2019において開催いたしますモリモト単独企画展「Projects(プロジェクツ)」へ出展するアーティスト12名の作品を全6回の連載でご紹介しています。これからの日本のアートシーンを担っていくギャラリーとアーティストの作り出す濃密な世界をご覧ください。

 

 

P05  四季彩舎

瀬戸 優 / Yu Seto

 

月を知る-オオカミ- / テラコッタ、石膏、彩色、玉眼 / H750x W300x D450 mm Know the moon -Wolf- / terracotta,colors,glass eye / h750x w300x d450 mm / 2018

 

瀬戸優は1994年に生まれ、2014年より東京藝術大学美術学部彫刻科に入学、2015年から彫刻家である大森暁生氏のアシスタントを務めている。自然の生命感を最大限に引き出すための造形を模索し、土、水など星の大きな力の循環の一部を切り取るような意識で制作する。
粘土を素焼きしたテラコッタ(土器)は作家の触覚や軌跡がダイレクトに表面に現れ、躍動感のある作品となっている。アートフェア東京2019では、「水」をテーマにライオン、ウサギ、フェネック、など個性豊かな動物たちの彫刻を展示する。

 

P06  ex-chamber museum

小野川直樹 / Naoki Onogawa

 

flash / 素材・技法:折り鶴、ミクストメディア / H340×W380×D280 mm / 2018

 

小野川直樹は、紙で折った極小の鶴を用いて樹木を模した作品を制作する。一作品あたり
数百から千を超える無数の折り鶴の群れは厳かな雰囲気を創出し、さらに鑑賞者の心を掴む
圧巻のディテールがそこに備わる。アートフェア東2019の会場では、新たなアプローチも取り入れながら、空間全体で繊細な世界観を構築する。

 

アートフェア東京(AFT)とは

アートフェア東京は、毎年春に東京で開催されている国内最大級の国際的なアート見本市。国内外の厳選されたギャラリーが出展し、古美術・工芸から、日本画・近代美術・現代アートまで、幅広いジャンルの作品が展示・販売される。会期中は、歴史に紐づいた日本のアートを発信するだけでなく、東京のアートシーンやマーケットの“今”を伝える企画展示、関連するシンポジウムやパーティーを都内各所で開催する。国際的で多様なアートマーケットのプラットフォームであるアートフェア東京は、アートファンやアート関係者のみならず、各国大使、行政関係者、経済界の主要な人々の情報交換・社交の場として、多くの来場者が訪れる。(2018年実績:60,026人)

 

『Art Fair Tokyo 2019』

期間:3/8(金)-10(日)

時間:11:00-20:00(10日は17時まで)

会場:東京国際フォーラムホールE

入場料:前売券 /1DAYパスポート 4,000円 (税込) 、当日券 /1DAYパスポート 5,000円 (税込) (小学生以下は、大人同伴の場合に限り入場無料)

電話:03-5797-7912(一般社団法人アート東京)

https://artfairtokyo.com/