アートフェア東京2019特設ページ

2019.02.28

「Projects(プロジェクツ)」出展
注目のアーティスト12人
Vol.5 アレックス・ダッジ 戸賀﨑珠穂

14回目を迎える、日本最大級の国際的なアートの見本市「アートフェア東京2019」が3月7日〜10日の期間で開催いたします。

 

SUMAUでは、アートフェア東京2019において開催いたしますモリモト単独企画展「Projects(プロジェクツ)」へ出展するアーティスト12名の作品を全6回の連載でご紹介しています。これからの日本のアートシーンを担っていくギャラリーとアーティストの作り出す濃密な世界をご覧ください。

 

 

P09  Maki Fine Arts

アレックス・ダッジ / Alex Dodge

 

The Trauma of Information (Novermber 13, 2017) I / oil on linen / 600 × 810 mm / 2018

 

アレックス・ダッジは1977年アメリカ生まれ、ニューヨーク在住。レーザーカットステンシルを用いて、絵の具をキャンバスに押し付ける手法で作品を制作。メトロポリタン美術館、 ニューヨーク近代美術館、ホイットニー美術館などに作品が収蔵され、2019年3月23日からMaki Fine Arts(東京)で個展を開催する。アートフェア東京2019は日本での初展示となり、ニューヨークタイムズをモチーフとした作品シリーズの新作を展示予定。

 

 

P10  JINEN GALLERY

戸賀﨑珠穂 / Tamaho Togasaki

 

180106-1 / キャンバスにアクリル絵具 / 900×900mm / 2018

 

戸賀﨑珠穂は資本の力で投資と回収を繰り返す東京を描く。望むと望まざるとにかかわらず
進む時間。加速度をましたスクラップ&ビルドにより、常にモノは新しく更新され、過去は
静かに忘れ去れていく。幼い頃から東京を見続けてきた戸賀﨑は、忘れ去れていくモノを
一つ一つ拾い上げ、記録し、記憶していく。見つめた景色と自身の存在を確認するように
制作している。今回のアートフェア東京2019では、東京という大都市の表層に焦点をあてた
展示となる。

 

 

アートフェア東京(AFT)とは

アートフェア東京は、毎年春に東京で開催されている国内最大級の国際的なアート見本市。国内外の厳選されたギャラリーが出展し、古美術・工芸から、日本画・近代美術・現代アートまで、幅広いジャンルの作品が展示・販売される。会期中は、歴史に紐づいた日本のアートを発信するだけでなく、東京のアートシーンやマーケットの“今”を伝える企画展示、関連するシンポジウムやパーティーを都内各所で開催する。国際的で多様なアートマーケットのプラットフォームであるアートフェア東京は、アートファンやアート関係者のみならず、各国大使、行政関係者、経済界の主要な人々の情報交換・社交の場として、多くの来場者が訪れる。(2018年実績:60,026人)

 

『Art Fair Tokyo 2019』

期間:3/8(金)-10(日)

時間:11:00-20:00(10日は17時まで)

会場:東京国際フォーラムホールE

入場料:前売券 /1DAYパスポート 4,000円 (税込) 、当日券 /1DAYパスポート 5,000円 (税込) (小学生以下は、大人同伴の場合に限り入場無料)

電話:03-5797-7912(一般社団法人アート東京)

https://artfairtokyo.com/