アートフェア東京2019特設ページ
「Projects(プロジェクツ)」出展
注目のアーティスト12人
Vol.6 宮本大地・佐野 藍

14回目を迎える、日本最大級の国際的なアートの見本市「アートフェア東京2019」が3月7日〜10日の期間で開催いたします。
SUMAUでは、アートフェア東京2019において開催いたしますモリモト単独企画展「Projects(プロジェクツ)」へ出展するアーティスト12名の作品を全6回の連載でご紹介しています。これからの日本のアートシーンを担っていくギャラリーとアーティストの作り出す濃密な世界をご覧ください。
P11 COMBINE/BAMI gallery
宮本大地 / Daichi Miyamoto

工場岩 / Acrylic on panel / 530 x 455 mm / 2018
宮本大地は1991年大阪府出身、27歳。2013年京都精華大学卒業。明治・大正・昭和時代の機器をモチーフに、独特の空間構成(ジオラマ)で現実にはありえない作家独特のトランス世界を構築し制作する。アートフェア東京2019では、作家が夢想する超現実的な所在地の各所を作品約20点の構成でポップアップ的に紹介し展開する予定。
P12 Gallery花影抄
佐野 藍 / Ai Sano

Holy / Marble / 140 × 140 × 140 mm / 2017 / Photo : Kenji Agata
佐野藍は大理石を用い、ドラゴンなどの幻獣や動物を制作する彫刻家。アートフェア東京2019では、大理石という素材の内包する時間と作家の世界観がより強く融合した作品群10点あまりを「-白い世界の中で生まれ、そして還っていくドラゴン達は人知れず、長い時間をかけてそれを繰り返す-」というテーマで展開する。佐野の魅力は、漠然と縁遠い存在だった大理石彫刻への先入観をリセットするところにある。新世代の大理石彫刻の魅力を伝える作品を展示する。
アートフェア東京(AFT)とは
アートフェア東京は、毎年春に東京で開催されている国内最大級の国際的なアート見本市。国内外の厳選されたギャラリーが出展し、古美術・工芸から、日本画・近代美術・現代アートまで、幅広いジャンルの作品が展示・販売される。会期中は、歴史に紐づいた日本のアートを発信するだけでなく、東京のアートシーンやマーケットの“今”を伝える企画展示、関連するシンポジウムやパーティーを都内各所で開催する。国際的で多様なアートマーケットのプラットフォームであるアートフェア東京は、アートファンやアート関係者のみならず、各国大使、行政関係者、経済界の主要な人々の情報交換・社交の場として、多くの来場者が訪れる。(2018年実績:60,026人)
『Art Fair Tokyo 2019』
期間:3/8(金)-10(日)
時間:11:00-20:00(10日は17時まで)
会場:東京国際フォーラムホールE
入場料:前売券 /1DAYパスポート 4,000円 (税込) 、当日券 /1DAYパスポート 5,000円 (税込) (小学生以下は、大人同伴の場合に限り入場無料)
電話:03-5797-7912(一般社団法人アート東京)