アートフェア東京2019特設ページ

2019.02.07

「Projects(プロジェクツ)」出展
注目のアーティスト12人
Vol.2 主人公・ 木之庄企畫

14回目を迎える、日本最大級の国際的なアートの見本市「アートフェア東京2019」が3月7日〜10日の期間で開催いたします。

 

SUMAUでは、アートフェア東京2019において開催いたしますモリモト単独企画展「Projects(プロジェクツ)」へ出展するアーティスト12名の作品を全6回の連載でご紹介しています。これからの日本のアートシーンを担っていくギャラリーとアーティストの作り出す濃密な世界をご覧ください。

 

 

P03  Takashi Somemiya Gallery

主人公 / Syujinko

 

わたし / キャンバスにジクレープリント+アクリル彩色 / 700 x 700 mm / 2018 Watashi / Giclee print and acrylic on canvas / 700 x 700 mm / 2018

 

 

主人公という作家名は既に活動している作家の別プロジェクトとして約一年前にスタートした。アニメのキャラクターをモチーフとしているが、全て架空のキャラクターであり、タイトルは全て”わたし”だ。

アートフェア東京2019では「吾輩は猫である」のように、憑依の媒体として”主人公”が”わたし”を表出させる。例えばゲーム「ドラゴンクエスト」で主人公を選ぶように、世の中は憑依の媒体で溢れている。展示はそれらの断片によるインスタレーションである。

 

 

P04  木之庄企畫

山田航平 / Kohei Yamada

 

インフィニティ・ガール(赤) / パネルに綿布、油彩 / 455 x 455 mm / 2018 Infinity Girl (Red) / Cotton on panel, Oil / 455 x 455 mm / 2018

 

 

山田航平は広島市立大学在学中の2015年から作家活動を開始した。中国、韓国、台湾といったアジア圏でのアートフェアで確かな実績を残し、海外の顧客を持つ若手油絵作家(2016年に同大学院を修了)。2017年に木之庄企畫にて開催した東京初個展では8割以上を売り上げ、日本のコレクターにもその存在価値を知らしめた。

アートフェア東京2019では、丁寧かつ繊細な独自の手法によって描かれた8号〜30号のポップな絵画作品を展示する。

 

 

アートフェア東京(AFT)とは

アートフェア東京は、毎年春に東京で開催されている国内最大級の国際的なアート見本市。国内外の厳選されたギャラリーが出展し、古美術・工芸から、日本画・近代美術・現代アートまで、幅広いジャンルの作品が展示・販売される。会期中は、歴史に紐づいた日本のアートを発信するだけでなく、東京のアートシーンやマーケットの“今”を伝える企画展示、関連するシンポジウムやパーティーを都内各所で開催する。国際的で多様なアートマーケットのプラットフォームであるアートフェア東京は、アートファンやアート関係者のみならず、各国大使、行政関係者、経済界の主要な人々の情報交換・社交の場として、多くの来場者が訪れる。(2018年実績:60,026人)

 

『Art Fair Tokyo 2019』

期間:3/8(金)-10(日)

時間:11:00-20:00(10日は17時まで)

会場:東京国際フォーラムホールE

入場料:前売券 /1DAYパスポート 4,000円 (税込) 、当日券 /1DAYパスポート 5,000円 (税込) (小学生以下は、大人同伴の場合に限り入場無料)

電話:03-5797-7912(一般社団法人アート東京)

https://artfairtokyo.com/