竹や木、金属などの素材から生み出される
建築家・隈研吾のしなやかな建築像
いまや日本を代表する建築家の一人となった、世界中で活躍する建築家・隈研吾氏の個展が、東京駅丸の内駅舎の中にある〈東京ステーションギャラリー〉で開催されている。「くまのもの 隈研吾とささやく物質、かたる物質」と名付けられたこの展覧会は、特に彼の建築で用いられる多種多様な素材に着目。時代や土地に合わせながらしなやかな建築を生み出す多彩なアプローチに迫る、見どころ満載の内容となっている。 &nbs…
アートフェア東京2018が盛大に開催!
テーマは、Art is Life/アートの中で深呼吸
日本最大級のアートの見本市として国内外から注目を集めている「アートフェア東京2018」が有楽町国際フォーラムで開催。13回目となる今年のテーマは、「Art is life-アートの中で深呼吸-」。古美術から現代アートまでジャンルを超えて、多彩なアート作品を展示、販売。3月9日(金)から3月11日(日)の期間で出会うことできる。 [caption id=…
最新北欧デザインに出会える最大の家具展
ストックホルム国際家具見本市2018
北欧の春を告げるストックホルム国際家具見本市が2月6日から11日まで、同市内の見本市会場で開かれた。出展数は個人を含めて700社ほどで、そのうちの約8割は開催国であるスウェーデンを筆頭にデンマーク、フィンランド、ノルウェーといった北欧が占め、このイベントは“北欧家具デザインに出会える最大の家具展”と称されている。期間中は約40000人の内海外からの入場者で賑わった。 &n…
ボストン美術館 パリジェンヌ展
時代を映す女性たち
パリジェンヌ――。パリで生活する人々の中で女性を指す名称だ。さまざまな職業や立場で輝くような生き方こそ、パリジェンヌらしさを物語っている。そうした魅力的な女性たちにスポットを当てた展覧会が、東京・世田谷美術館で開催されている。ボストン美術館蔵の多彩な約120点の作品を通して、18世紀から20世紀のパリを映し出したパリジェンヌたちに出会うことができる。 …
世界中を魅了した銀幕の妖精の素顔
『写真展 オードリー・ヘプバーン』
没後25年という月日を経てもなお、多くの人々を魅了し続けているオードリー・ヘプバーン。彼女の若き日の写真を展示する『写真展 オードリー・ヘプバーン』が、1月10日から22日まで日本橋三越本店で開催される。 &…
オートクチュール刺繍の技術が描く、
想像力あふれるアートの世界。
世界を代表するフランスモード界の頂点を極める「オートクチュール(高級注文服)」。華やかなファッションショーの映像は見たことがあっても、そこで使われる技術を知る人はあまりいないのではないだろうか。実はオートクチュールの輝きの大部分は、施される手刺繍の美しさにある。色も形もさまざまなスパンコールやビーズ、羽根などの素材を職人たちが針で刺していくわけだが、このオートクチュールに特有の技法は、我々がよく知…
日本人建築家の設計した住宅に焦点を当てた
「日本の家 1945年以降の建築と暮らし」
世界で高く評価されている、日本人建築家の設計した住宅建築に焦点を当てた展覧会「日本の家 1945年以降の建築と暮らし」が、東京・竹橋の東京国立近代美術館で開催中だ。圧倒的な量の模型や図面、写真や映像などを通して日本の家の特殊性を浮き上がらせる本展覧会は、昨秋からローマ、ロンドンと巡回し、いよいよ本国に上陸。伝説的な名作住宅の原寸大模型も展示され、見ごたえのある内容となっている。 …
壮大で繊細なブリューゲルの最高傑作
24年ぶりに来日――「バベルの塔」展
世界的に有名な「バベルの塔」の油彩画が、24年ぶりに日本で展示されている。本展では、16世紀のネーデルラント絵画を代表するピーテル・ブリューゲル1世の「バベルの塔」をはじめ、ブリューゲル以降の画家に多大な影響を与えたヒエロニムス・ボスの油彩画2点も初来日を果たした。 [caption id="attachment_693" al…