大回顧展『DAVID BOWIE is』
世界が熱狂したデヴィッド・ボウイの集大成
「20世紀で最も影響力のあるアーティスト」として知られ、音楽シーンだけでなくカルチャーに刺激を与え、社会現象も起こしたデヴィッド・ボウイ。惜しくも2016年初頭にこの世を去った彼の大回顧展『DAVID BOWIE is』が、東京・天王洲の寺田倉庫G1ビルで開催中だ。会期は4月初旬までだが、連日多くのファンで賑わっている。独自の展示方法のため入場日時が指定される展覧会だけに、早めの訪問をおすすめする…
デザインの解剖展:
身近なものから世界を見る方法
普段目にし、何気なく口に入れているお菓子や牛乳など。実際に身の回りにある製品を例にとって、「デザインの視点」で解剖するようにマニアックに紹介する展覧会が、東京・六本木の「21_21 DESIGN SIGHT」で好評開催中だ。 製品がいかに多角的な視点で考え抜かれてできているかという舞台裏が丁寧に紹介されていて、デザインや製造に関わるプロだけでなく、世代を問わず一般の人の関…
ゴッホをはじめヨーロッパ名画が集結
「デトロイト美術館展」
アメリカにあるデトロイト美術館のコレクションから厳選された名画の傑作が展示される「デトロイト美術館展」が、東京・上野の森美術館で開催中です。モネやゴッホほかフランスの近代絵画を中心に、日本初公開の作品も多くあり見逃せない展覧会となっています。 [caption id="attachment_1764" align="alignnone" width…
建築の境界を飛び越えた思考の可能性を探る
「トラフ展 インサイド・アウト」
どこからが建築で、どこまでがインテリアなのか。さらには、プロダクトと家具のデザイン、都市計画と建築計画の境はどこにあるのか。いつの間にか細分化して固定化したカテゴリーを軽やかに飛び越えながら、数多くのプロジェクトを手掛けてきたトラフ建築設計事務所の個展「トラフ展 インサイド・アウト」が、東京・乃木坂のTOTOギャラリー・間で開催中である。常識を疑いながら、頭の中をひっくり返すような思考とアプローチ…
国宝、重要文化財を含む約240件が集結
特別展『禅-心をかたちに-』で名宝を観る
遺された書画や像などから禅の本質を読み解いていく『禅-心をかたちに』。臨済宗の宗祖、臨済禅師1150年、臨済宗中興の祖、白隠禅師250年の遠諱(おんき)を記念した特別展が、上野の東京国立博物館で11月27日まで開催されている。 禅にまつわる名宝を一…
オランダのモダン・デザイン
リートフェルト/ブルーナ/ADO
オランダといえば、チューリップに風車…、だけではない。訪れる街の至る所で洗練されたデザインが感じられる、デザイン先進国である。異なる世代の3人のデザイナーの作品を通じて、オランダ・デザインの半世紀を俯瞰する「オランダのモダン・デザイン リートフェルト/ブルーナ/ADO」が、東京オペラシティ アートギャラリーで開催中だ。連続するオランダ・モダニズムの姿が、立体的に見えてくる展覧会である。 &nbs…
不思議な世界観で独創的な活動を続ける
チリの建築家「スミルハン・ラディック展」
空想か、現実か。おとぎ話に出てくるような建築のプロジェクトが紹介される展覧会が、東京・乃木坂のTOTOギャラリー・間で開催されている。チリの建築家スミルハン・ラディックが生み出す、用途が特定されず虚実の入り混じった建物群。刺激的な数々のプロジェクトを読み解く鍵は、会場内に展開する模型にある。 [caption id="attachment_1112…
創造力の軌跡をさまざまな視点から迫る
「ポール・スミス展」
イギリスのデザイナー、ポール・スミスの展覧会「HELLO, MY NAME IS PAUL SMITH」が、現在、上野の森美術館(東京・上野)で開催されています。京都での開催終了後、2回目となる、ポール・スミスの世界観を肌で感じることができる大展覧会。約2800点の展示品が、多彩な創造力の軌跡に迫っています。 [caption id="attachment_1069"…