フランスで最も知られた日本人。
藤田嗣治、パリ全盛の時代にひたる。
パリで文化や芸術に興味があるフランス人なら、「フジタ」の名を知らない人はいないだろう。 フランスを愛し、フランスに愛され、最後はフランス国籍を取得し、カトリックの洗礼さえも受けた日本の画家、藤田嗣治。フランス人にも日本語に近い発音ができるよう、ローマ字の「FUJITA」の代わりに「FOUJITA」と綴った名前はそのまま今に受け継がれ、同じ時代を生きたピカソやモディリアーニなどと同じように、フランス…
ルーベンスからキース・へリングまで、
教会のアートが語る、さまざまな祈りの形。
日本の神社や寺で仏像や壁画に神々しいパワーを感じるように、ヨーロッパでも古くから芸術と宗教は親しい関係にあった。文字の読めない人にキリスト教の物語を伝えるため、あるいは人々にその尊さを感じさせるために彫刻や絵画が礼拝堂や祭壇におかれ、それを見ると信者でなくても敬虔な気持ちになったりするものだ。たいていはクラシックな絵やステンドグラスがその役目を担っているが、現代アートが教会に飾られることもある。思…
眼鏡フレーム素材を使った
見た目も楽しい爪切り「sabae tsumekiri」
カラフルで見た目が鮮やかな爪切りが誕生した。眼鏡のフレームにも使われる発色のよい素材「セルロースアセテート」を福井県鯖江市で加工し、ハンドル部に採用した「sabae tsumekiri(サバエ ツメキリ)」だ。パッケージも可愛らしい。 …
チェコの照明メーカー「LASVIT」が贈る
ボヘミアンクリスタルの優美なライト
照明器具はインテリアの印象を大きく左右するアイテムのひとつだ。いま、注目したいのは、チェコ共和国の照明ブランド「LASVIT(ラスビット)」のペンダントライト。無色透明なボヘミアンクリスタルの美しさを最大限に高めたエレガントな灯りをご紹介しよう。 手吹きの…
近現代美術の宝庫、ポンピドゥー・センター。それは長い「美術の物語」が辿りついた場所。
なぜアートが人々を惹きつけるのか。美しいから?古くて価値があって有名だから?それだけだろうか。日本でも公開された2011年の仏映画『最強のふたり』で、アート愛好家でもある富豪の主人公フィリップは、「それはアートが、地球上で我々が残してきた唯一の足跡だからだよ」と言う。そう、まさにそれは人類の歴史そのもの。美しさを探究したいとか、恐れとか、愛とか、神を信じる心とか、あるいはパトロンの言われるがままに…
書斎のデスクを機能的に整える
収納ツール「ARCHE(アルシュ)」
デスクまわりの道具をすっきりと整頓できるオーガナイザー「ARCHE(アルシュ)」。機能的でデザイン性に優れた工具箱で知られる「東洋スチール」が開発した、現代の書斎のための機能美をご紹介しよう。 机上で使う道具類を整理して、より洗練された…
時代に衝撃を与えたあの建築家の傑作、
「サヴォア邸」を訪れる。
建築家、シャルル=エドゥアール・ジャンヌレ。 そう言われてピンと来る方は、かなり建築やアートに詳しいといえるだろう。1887年スイスに生まれ、1917年にパリに移ると、都市と建築に関する画期的な思想を打ち出し、世界に数々の作品を遺して、やがて「近代建築の三大巨匠」と称される人、そう「ル・コルビュジエ」のことだ。2016年に、東京・上野の国立西洋美術館をはじめ、彼の17におよぶ建築作品が世界遺…
冬の食卓がもっと楽しくなる!
コンパクトなIHクッキングヒーター
食卓向けのコンパクトでかわいい「cottocotto(コットコット)」のIHクッキングヒーター。単体のIHクッキングヒーターに加えて、「にる」、「むす」、「やく」、「わく」の4種類の調理用途に合わせた鍋とのセットも発売された。デザインもよく、冬の食卓に新たなバリエーションを加えたくなるアイテムだ。 [caption id="attachment_161…