SUMAU STYLE of JOURNEY
アトラクション満載の
ユングフラウヨッホ周辺
そして到着したヨーロッパで最も高い場所に位置する鉄道駅、ユングフラウヨッホに直結するのが、レストランや土産物店、展望台を備えた複合施設「トップ・オブ・ヨーロッパ」。
表示に従って進み、スイス最速27秒のエスカレーターで上った先には、ガラス張りのスフィンクス展望台(標高3571m)が。続く展望テラスからは、360℃のパノラマで、世界自然遺産の一部であるアレッチ氷河やフランス、ドイツの国境を越えた眺望を楽しむことができます。

直径6mの天文ドームが設置された天文気象観測所に続くスフィンクス展望台。展望台の立つ岩山がエジプトのスフィンクスを思わせる形状であることから、その名で呼ばれるようになった。写真協力:ユングフラウ鉄道グループ@jungfrau.ch

チョコレートの製作工程を学べるスイスの老舗チョコレートブランド、リンツのテーマショップ「リンツ・チョコレート・ヘブン」やスーベニアショップも。右写真協力:ユングフラウ鉄道グループ@jungfrau.ch
また、2012年にはユングフラウ鉄道全線開通100周年を記念して、
ユングフラウ鉄道の歴史を移動しながら体感できるギャラリー型アトラクション
「アルパイン・センセーション」もオープン。
ユングフラウ鉄道の100年の物語を、趣向を凝らしたビジュアルとサウンド、
イルミネーションで表現、楽しみながらその建設当時の様子を学べる
人気スポットとなっています。
ほかにも、アレッチ氷河の約30m下に作られた氷の彫像が並ぶアートギャラリー
「アイスパレス」など見どころ満載。

木彫り細工でユングフラウ地方の一日をイメージした大型のスノードーム(左)や1945年湯治のユングフラウヨッホの施設の立体模型図(右)などが設置された観光アトラクション「アルパイン・センセーション」

氷の回廊「アイスパレス」。写真協力:ユングフラウ鉄道グループ@jungfrau.ch
そして外に足を踏み出すと一転、一面の雪と氷の世界。
ユネスコ世界遺産地域内にあるここユングフラウヨッホの年間外気温は、−7.9℃、
一年を通して氷河の雪原、プラトーでの雪上散歩が楽しめます。
さらにヨーロッパ最大、全長22kmに及ぶアレッチ氷河が迫りくる景色も壮大。
澄み切った青空と凛とした空気のなか、えも言われぬ爽快感に包まれ、
なんとも清々しい気持ちになりました。

ヨーロッパ最大、全長22kmに及ぶアレッチ氷河が目の前に迫りくる