DRINK MODE

2013.10.23

甘く香り高いホットチョコレートで
じんわり体の中から温まる

1日のスタートにふさわしい気分をしゃきっとさせるフレッシュドリンクや、昼のカフェタイムに味わいたいホットドリンク、夜のくつろぎ時間やナイトキャップに飲みたいお酒まで。日々のリフレッシュ&リラックスにぴったりの注目ドリンクをSUMAUならではの視点でセレクトしてご紹介します。

 

Text by Fukuko HAMADA

 

洋酒やオレンジピールをプラスして、

カスタマイズする楽しみも

 

冷え込んだ朝は、目覚めの1杯に、また、寒い夜はナイトキャップ代わりに味わいたい、温かな1杯のホットチョコレート。手でカップを覆い、カカオの香りをかいでいるだけでも心やすらぐもの。最近では、チョコレートショップの多くが、チョコレートドリンク用のフレークやパウダーを展開しているので、自慢のホットチョコレートを気軽に自宅でも賞味できます。

 

カカオの歴史は古く、3000年も昔のメキシコ湾沿いで栄えた文明に遡ります。

マヤやアステカ文明などの時代には加工法が生み出され、チョコレートはごく一部の特権階級だけに供された貴重品であり、神々の飲み物と呼ばれていました。その後、16世紀の大航海時代にアステカからヨーロッパへと伝わったチョコレート(=黒く苦い水)が、温かく、砂糖を加えた甘い飲み物となったのは、スペインのカルロス5世の時代(1601~1643年)。その後、スペイン王女がフランスに嫁いだのをきっかけに、17世紀のフランス宮廷貴族の間で愛飲され、次第にヨーロッパ中に広まったといいます。

 

今では、手軽に味わえるチョコレートドリンクですが、その味わいは奥深く、各ブランドを代表するチョコレートのひとつと言えるでしょう。作り方は、小鍋で温めた牛乳に、カカオフレークやパウダーを入れて溶かすのが基本。少量の牛乳に溶かしてベースと状に練り、さらに、牛乳を加える方法もあります。最近では、仕上げに、ブランデーやラム酒、または、オレンジピールやジンジャーなどを加え、チョコレートとの香りのマッチングを楽しむ愛好家が増えているそう。

 

そこで、今回は、家庭でも簡単に作れる高級ショコラブランドのホットチョコレートをご紹介。

 

好みのブランドのホットチョコレートに、夜は洋酒を、朝はフルーツのフレーバーを加えて、暖かなくつろぎのひと時を過ごしてみてはいかがでしょう。

 

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洋酒を加えると際立つ

力強いカカオの風味を楽しむ

 

 

スペインの王室御用達ブランドのカカオサンパカ。カカオ豆の産地での選別から輸入、チョコレート原料の製造、そして、熟練した職人によるチョコレート作りまでをトータルで手がけています。チョコレートドリンクのバリエーションは個性的な3種類。パッケージもシックで素敵なので、チョコレート好きの友人へのギフトにしても。

 

チョコレートドリンク用フレークセット(各100g入り)4,280円

左/トラディショナル70%・・・濃厚ながら、すっきりとした後味。チョコレートの香りを際立たせるため、フレークに微量のシナモンを加えてある。単品1,470円

中/コルテス80%・・・ジャマイカンペッパーなどのスパイスを隠し味として使用。アステカ時代のレシピを思わせる、濃厚でリッチな味わいが特徴。ラム酒など洋酒との相性もいい。単品1,520円

右/カタラン70%・・・ダークチョコレートチップとカカオパウダーで作る、スタンダードな味わい。単品1,290円

 

■問い合わせ

CACAO SAMPAKA  丸の内本店 TEL:03-3283-2238  

http://www.cacaosampaka.jp

 

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